Infineon Security Platform ソリューション - 初期化ウィザード

Trusted Platform Module を有効にする

主な機能を動作させるため、Trusted Platform Module を有効にしなければなりません。この後にのみ、Security Platform を初期化することができ、さらに初期化設定操作を実行することができます。Trusted Platform Module を有効にする手順は、Trusted Platform Module のバージョン、Security Platform ハードウェア及び BIOS に依存します。

Physical Presence Interface (PPI) をサポートしている Trusted Platform Module 1.2 を搭載したシステムでは、このインターフェイスを使って、Trusted Platform Module を有効にすることができます。ハードウェアと BIOS によって、ユーザーの操作なしに、又はいくつかの追加のステップで実行可能です。

それ以外のシステムでは、コンピュータを再起動して、システム BIOS に入る必要があります。
どのようにこれを実行するかの説明は、こちらをご参照ください:

どんな場合でもウィザードは、システム上の Trusted Platform Module を有効にする方法を自動的に検知し、それに従って案内します。

次の表は、様々な Security Platform の種類で Trusted Platform Module を有効にする方法を示します。

Security Platform の種類	ボタン	説明
Trusted Platform Module 1.2 PPI は再起動を要求	再起動	システムが再起動されます。 再起動中は、Trusted Platform Module を有効にするための起動画面中の指示に従ってください。
Trusted Platform Module 1.2 PPI はシャットダウンを要求	シャットダウン	システムがシャットダウンしてから、手動で再起動する必要があります。 システムの起動中は、Trusted Platform Module を有効にするための起動画面中の指示に従ってください。
Trusted Platform Module 1.2 PPI は再起動またはシャットダウンを要求しない	有効	Trusted Platform Module を有効化するために、Physical Presence Interface を使います。この場合、システムの再起動またはシャットダウンの必要はありません。 お使いのシステムによって、Trusted Platform Module を有効にするためにいくつかの追加ステップを行なわなければならないかもしれません。詳細についてはお使いのシステムのマニュアルを参考してください。
他のすべての種類 (例: Trusted Platform Module 1.1 や PPI をサポートしていない場合)	再起動	システムを再起動してから、システム BIOS 中で Trusted Platform Module を有効にする必要があります。

システムの再起動とシャットダウンに関しての注意: すべての開いたアプリケーションは追加指示なしに閉じられ、データの損失を防ぐには、システムを再起動する前にすべてのアプリケーションを閉じる必要があります。

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