Infineon Security Platform ソリューション - ユーザー初期化ウィザード |
Infineon Security Platform ユーザー初期化ウィザード
Infineon Security Platform ユーザー初期化ウィザードは、エキスパートが Security Platform を初期化し、ユーザー固有の機能 (電子メールの保護、EFS によるファイルとフォルダの暗号化、PSD、拡張認証) を設定するためのものです。このウィザードは、ユーザー毎に設定される Infineon Security Platform の機能を使いたいコンピュータの各ユーザー (すなわち Infineon Secuirty Platform のユーザー) が、実施しなければなりません。
既定の設定を使って簡単に Security Platform ユーザーを初期化したい場合、代わりに クイック初期化ウィザード を使用するようお勧めします。
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ウィザードが使用可能なのは:
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ウィザードのステップ
下記の表では、まだ初期化されていないユーザーに対するウィザードのステップを説明します。すでに初期化されているユーザーに関しては、特別なウィザード タスクに必要なステップのみが実行されます (例: ユーザー固有の Security Platform 機能)。
ステップ | コメント |
1. 認証デバイス | Security Platform の管理者が、少なくとも 1 つの認証デバイスを有効にした場合に限ります。 Security Platform ユーザーがまだ初期化されていない場合に限ります。以上に当てはまらない場合は、このページはSecurity Platform の機能から実行できます。
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2. 基本ユーザー パスワード | Security Platform ユーザーがまだ初期化されていない場合に限ります。 |
3. 基本ユーザー パスワードのリセット | Security Platform 管理者が、パスワード リセット機能を設定している場合に限ります。 |
4. Security Platform の機能 | 電子メールの保護、EFS や PSD によるファイルとフォルダの暗号化、拡張認証 |
5. 証明書の要求 | 電子メールの保護またはファイルとフォルダの暗号化 (EFS あるいは PSD) が選択されている場合に限ります。 |
6. 電子メールの保護の設定 | 電子メールの保護が選択されている場合に限ります。 |
7. 暗号化証明書 | ファイルとフォルダの暗号化 (EFS または PSD) が選択されている場合に限ります。 |
8. Personal Secure Drive | Personal Secure Drive によるファイルとフォルダの暗号化が選択されている場合に限ります。 |
アプリケーションの起動
現在のユーザーがまだ初期化されていない場合: タスク バー通知アイコン から、メニューアイテム Security Platform ユーザーの初期化 をクリックしてください。クイック初期化ウィザード が起動します。ようこそページで、詳細設定初期化 を選択すると、Security Platform ユーザー初期化ウィザード が起動します。
ユーザーがすでに初期化されている場合: ユーザー初期化ウィザード を 設定ツール から起動させます。
- ユーザー固有の Security Platform 機能 (電子メールの保護、EFS と PSD によるファイルとフォルダの暗号化、拡張認証) を設定するには: 設定ツール - ユーザー設定 - 設定 ...
ユーザーの機能が設定されていなければ、ユーザー初期化ウィザード の代わりに クイック初期化ウィザード が起動します。この場合、ようこそページにある 詳細設定初期化 を選択します。- 現在のユーザーの、パスワード リセット機能を有効にするには: 設定ツール - パスワード リセット - 有効 ...
- バックアップ認証デバイスを作成するには: 設定ツール - バックアップ - 作成 ...
コマンド ライン パラメータの説明: Windows エクスプローラから Security Platform ソリューション インストール ディレクトリ内にあるファイル SpUserWz.exe をダブルクリックして、 ウィザードを開始することもできます。 以下のコマンド ライン パラメータをサポートしています :
パラメータ コメント -forceinit または /forceinit ユーザーの再初期化を強制します。
すべての既存ユーザーのキーと証明書が失われます。 すべてのバックアップ アーカイブが使用できない場合のみ、このコマンド ライン パラメータを使用してください。
サーバー モードでは、このコマンド ライン パラメータはサポートしていません。
- ユーザーがこのパラメータを必要とする状況になることはありません。
- Trust Domain 環境にあるユーザーは、これを使用することはありません。
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