Outlook/Outlook Express で暗号化されたメッセージを送信する

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Infineon Security Platform ソリューション

暗号化されたメッセージを送信する

暗号化されたメッセージを他のユーザーに送信する場合は、最初に相手側の受信者(宛先)の公開キーまたは暗号化証明書(この証明書には公開キーのコピーが含まれています)を取得する必要があります。受信者の公開キーまたは暗号化証明書を取得し、受信者が連絡先リストに登録されていることを確認してから、下記の手順を実行してください。

Windows Mail/Outlook Express

  1. Microsoft Windows Mail/Outlook Express を起動します。

  2. ファイル > 新規作成 > メール メッセージ をクリックするか、メッセージ メニューの 新規作成 をクリックして、空のメッセージを作成します。

  3. 受信者(宛先) の電子メール アドレスを 宛先 フィールドに入力します。

  4. メール メッセージの件名を 件名 フィールドに入力し、メッセージの本文を 本文 ボックスに入力します。

  5. ツール > 暗号化 か、メッセージの暗号化 アイコンをクリックして、電子メール メッセージを暗号化することを指定します。青いキーが付いた封筒のアイコンが表示されます (マウスをボタンの上に移動すると、キーが青色に変わります)。

    オプション:
    メッセージに署名をする場合は、"メッセージの暗号化" アイコンに加えて、"メッセージにデジタル署名" アイコンを選択します。

  6. 送信 ボタンをクリックして、暗号化された電子メール メッセージを送信します。電子メール メッセージが 送信トレイ から消えない場合は、送受信 ボタンをクリックして、手動でメールを送信してください

Outlook 2007

  1. Microsoft Outlook 2007を起動してください。

  2. ファイル > 新規作成 > メッセージ をクリックするか、新規作成 ボタンをクリックして、空のメッセージを作成します。

  3. 送りたい受信者の電子メール アドレスを 宛先 フィールドに入力します。

  4. 件名 フィールドとメッセージ 本体 にテキストを入力します。

  5. オプション タブをクリックします。 オプション ウィンドウ中の その他のオプション タブの右側にある 矢印 をクリックして、メッセージ オプション ダイアログ ボックスを開きます。

  6. メッセージ オプション ダイアログの セキュリティ設定 ボタンをクリックします。セキュリティ プロパティ ダイアログが表示されます。

  7. メッセージの内容と添付ファイルを暗号化する チェック ボックスをチェックします。

  8. セキュリティ設定の変更 ダイアログを開くには、設定の変更 をクリックします。これによって、(証明書を含む) セキュリティ設定を変更することができます。

  9. OK ボタンをクリックして、セキュリティ プロパティ ダイアログを閉じます。

  10. 閉じる ボタンをクリックして、メッセージ オプション ダイアログを閉じます。

  11. メッセージ ウィンドウ中の 送信 ボタンをクリックして、暗号化された電子メール メッセージを送ります。

Outlook 2007 では、電子メールを暗号化するために受信者の公開キーだけが使われるので、あなたの秘密キーのパスワードは要求されません。

Outlook 2003

  1. Microsoft Outlook 2003 を起動します。

  2. ファイル > 新規作成 > メッセージ をクリックするか、新規作成 ボタンをクリックして、空のメッセージを作成します。

  3. 送りたい受信者の電子メール アドレスを 宛先 フィールドに入力します。

  4. 件名 フィールドとメッセージ 本体 にテキストを入力します。

  5. オプション ... ボタンをクリックします。メッセージ オプション ダイアログが表示されます。

  6. メッセージ オプション ダイアログ ボックスの セキュリティ設定 ... をクリックします。 セキュリティ プロパティ ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. メッセージの内容と添付ファイルを暗号化する チェック ボックスをオンにします。

  8. セキュリティの設定 (証明書など) を変更する場合は、設定の変更 をクリックして、セキュリティ設定の変更 ダイアログ ボックスを開きます。

  9. OK ボタンをクリックして、セキュリティ プロパティ ダイアログ ボックスを閉じます。

  10. メッセージ オプション ダイアログ ボックスの 閉じる ボタンをクリックして、メッセージ オプション ダイアログ ボックスを閉じます。

  11. メッセージ テンプレートの 送信 ボタンをクリックして、暗号化された電子メール メッセージを送信します。

Outlook 2003 では、宛先に送信される電子メールが受信者の公開キーのみを使用して暗号化されます。

Outlook XP

  1. Microsoft Outlook XP を起動します。

  2. ファイル > 新規作成 > メッセージ をクリックするか、新規作成 ボタンをクリックして、空のメッセージを作成します。

  3. 送りたい受信者の電子メール アドレスを 宛先 フィールドに入力します。

  4. 件名 フィールドとメッセージ 本体 にテキストを入力します。

  5. オプション ... ボタンをクリックします。メッセージ オプション ダイアログが表示されます。

  6. メッセージ オプション ダイアログ ボックスの セキュリティ設定 ... をクリックします。 セキュリティ プロパティ ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. メッセージの内容と添付ファイルを暗号化する チェック ボックスをオンにします。

  8. セキュリティの設定 (証明書など) を変更する場合は、設定の変更 をクリックして、セキュリティ設定の変更 ダイアログ ボックスを開きます。

  9. OK ボタンをクリックして、セキュリティ プロパティ ダイアログ ボックスを閉じます。

  10. メッセージ オプション ダイアログ ボックスの 閉じる ボタンをクリックして、メッセージ オプション ダイアログ ボックスを閉じます。

  11. メッセージ テンプレートの 送信 ボタンをクリックして、暗号化された電子メール メッセージを送信します。

Outlook XP では、宛先に送信される電子メールが受信者の公開キーのみを使用して暗号化されます。

Outlook 2000

  1. Microsoft Outlook 2000 を起動します。

  2. ファイル > 新規作成 > メッセージ をクリックするか、新規作成 ボタンをクリックして、空のメッセージを作成します。

  3. 送りたい受信者の電子メール アドレスを 宛先 フィールドに入力します。

  4. 件名 フィールドとメッセージ 本体 にテキストを入力します。

  5. オプション ボタンをクリックするか、表示 メニューから オプション を選択します。メッセージ オプション ダイアログ ボックスが開きます。

  6. メッセージの内容と添付ファイルを暗号化する を選択します。

  7. 閉じる をクリックして、メッセージ オプション ダイアログ ボックスを閉じます。

  8. 送信 ボタンをクリックし、暗号化された電子メール メッセージを送信します。

宛先に送信される電子メールは、受信者の公開キーのみを使用して暗号化されるため、暗号化された電子メールを送信するときに、秘密キーは不要です。ただし、暗号化された電子メールを復号化するには、暗号化に使用された公開キーと組になった秘密キーが必要です。したがって、暗号化された電子メールを読むときには、秘密キーが必要になります。


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