4.1 LANSAをアップグレードする前に
以下のヒントは、Windows 上でLANSAをアップグレードするために役立ちます。
- SQLサーバー・データベースを使用する場合は、続ける前に「Visual LANSAおよびSQLデータベースのアップグレード」を参照してください。
- インストール時のセキュリティ問題を避けるために、Windows管理者権限を持っていることを確認してください。
- インストール/アップグレードの実行中には、アンチウィルス・ソフトウェアをオフにしてください。アンチウィルス・ソフトウェアがインストール・プログラムを妨げる可能性があるからです。
- アップグレードを開始する前に、すべてのLANSAアプリケーションを停止してください。これには、Visual LANSA、LANSA for the Web、LANSA SuperServer、およびLANSA Openのジョブが含まれます。アップグレードは、アプリケーションが実行できないようにするオブジェクト・ロックにより失敗する可能性があります。
- IBM iに接続されたVisual LANSAスレーブ・システムをインストールする場合は、インストール・プロセスの初期化段階でIBM iに接続する必要があります。この場合、IBM i LANSAシステムが、アップグレードするVisual LANSAシステムと同じバージョンの必要があります。また、IBM iマスター・システムが完全に機能しており、適切なリスナー・ジョブが開始している必要があります。
- データベースのログオンまたは通信リンクが、Visual LANSAのアップグレード段階で失敗した場合、システム初期化が完了できなかった可能性があります。その場合は、Visual LANSAにログオンしてインストールを完了してください。
- IISプラグインを(Webサーバー・インストールの一部として)アップグレードする場合、ファイルがロックされないように、IIS管理サービスが停止していることを確認してください。