2.2 Visual LANSA一般チェックリスト
開始する前に、以下があることを確認してください。
- LANSA for Windowsソフトウェアを含むLANSA Windows DVD。
- サポートされるMicrosoft Windowsクライアントまたはサーバー・オペレーティング・システム。
- インストール・タイプに適したタイプの、Visual LANSAがインストールされるマシンのための、サーバー・ライセンス・コードまたはハードウェア・キー(ダングル)。Visual LANSAのインストール前、またはインストール後にサーバー・ライセンス・コードが要求される場合があります。インストール前にライセンスの要求を選択した場合は、LANSA サポート (英語)からx_cpuユーティリティをダウンロードする必要があります。
- インストール中のセキュリティ関連の問題を避けるためのWindows管理者権限。
- アンチウィルス・ソフトウェアを無効にする。インストール/アップグレードの実行中は、それらを無効のままにしておいてください。
- インストールを開始する前に、既にインストールされているLANSAアプリケーションが停止していることを確認する。これには、Visual LANSA、LANSA for the Web、LANSA SuperServer、およびLANSA Openのジョブが含まれます。
- 英語、フランス語または日本語で実行されているワークステーションにインストールする場合は、それぞれの言語でインストールが処理される。ワークステーションがその他の言語で実行されている場合は、英語でインストールが開始します。
- サポート対象のCコンパイラ。デフォルトでは、サポートされているコンパイラが見つからない場合は、Microsoft Visual C/C++2010コンパイラがインストールされます。
- TCP/IPを有効にする。
- ホストへの接続(LANアダプターまたは他のコネクター)。
- サポート対象のデータベースを正しく構成する。適切なデータ・ソースが見つからない場合は、Microsoft SQL Server Expressデータベースがインストールされます。Visual LANSAリポジトリに既存のデータ・ソースを使用する場合、そのデータ・ソースの名前がわかっている必要があります。
- Oracleを使用する場合、このデータベースはOFA準拠の必要がある。Oracle要件の詳細については、LANSA Webサイトのバージョン情報/サポート対象プラットフォームのメニュー項目より を参照してください。
- Adaptive Server Anywhereを使用する場合、精度を127に、スケールを63に変更する。
LANSA/ADシステムに接続する場合
- 接続先のIBM iで、インストールするVisual LANSAシステムと同じバージョンのLANSA/ADシステムが実行されている必要があります。インストール中に、IBM iに接続してシステム・データをダウンロードし、新しいVisual LANSAシステムを初期化します。IBM iマスター・システムが完全に動作しており、リスナー・ジョブが開始していることを確認してください。
- IBM iサーバーの適切なライセンスが必要です。
- 5250端末を使用してLANSA/ADを呼び出して、使用する予定のIBM iユーザー・プロファイルをテストしたことを確認します。
- ユーザー・プロファイルに、QGPL、QTEMP、LANSA/ADプログラム・ライブラリ、およびLANSAコミュニケーション・ライブラリが含まれている、適切に構成されたライブラリ・リストがあることを確認します。
- IBM iにシステム配布ディレクトリ項目があることを確認します。
ハードウェア要件
Visual LANSAスレーブ・ワークステーションの最小推奨要件は、以下のとおりです。
- インテル Core i5
- 4GBのRAM
- 5GBの空きディスク・スペース。必要な合計量ディスク・スペースは、アプリケーションのサイズおよび複雑さに応じて異なります。ワークステーションにインストールされる実際のソフトウェアに必要なディスク・スペースは、インストール・プロセスに表示されます。
- 解像度が1920×1080のカラー・モニター
- DVDドライブまたはDVDドライブへのネットワーク・アクセス
- 1GBのDirectXがサポートするグラフィックカード
インストールの完了後
- インストールが完了したら、LANSAソフトウェアが実行可能になる前に、構成タスクが必要になる場合があります。例えば、LANSA for the WebおよびLANSA Integratorは、ソフトウェアを実行する前に、サイトで使用する特定の設定でサーバーを構成する必要があります。
- データベースのログオンまたは通信リンクが、Visual LANSAのインストール段階で失敗した場合、システム初期化が完了できなかった可能性があります。ソフトウェアを再インストールする必要はありません。初期化を完了するには、単にVisual LANSAにログオンするだけです。初期化プログラムは、Visual LANSAの初回の実行時に呼び出されます。
必要とされるインストール・タイプに応じて、該当するチェックリストでさらに要件を確認してください。