1.2.7 VCSマスターの独立ワークステーション
VCSマスターとして使用するVisual LANSAシステムは、常に独立したVisual LANSAシステムとなります。単一ユーザーのLANSA開発環境です。データベースとリポジトリがローカルに存在します。別の独立Visual LANSAシステムには、VCSマスター経由で接続されます。
VCSマスターとは各自で選択したバージョン・コントロール・システムのことです。テキスト・ファイルの保存および取得ができる時のみ必要となります。
この環境はVisual Studio開発の仕組みと比較することができます。Visual LANSAは、VCSからチェックアウトされたテキスト・ファイルを編集したり、VCSに格納するテキスト・ファイルを作成したりします。リポジトリはここでもLANSAオブジェクトの格納に使用されますが、これがディレクトリにも反映され、このディレクトリはVCSからも参照できるようになっています。
配布ツールを使用して、独立システムで開発されるLANSAアプリケーションを移動またはエクスポートできます。
Windowsのワークステーションの1つをビルド・コンピュータとして設計する必要があります。詳細は、「1.2.8 Windows ビルド・コンピュータ」を参照してください。