HTTPエラー 500 スクリプトが検出されません

Windows LANSA Installation

HTTPエラー 500: スクリプトが検出されません

IBM i Webサーバーを使用している場合は、QHTTPSVRサブシステム内で実行しているWebサーバー・インスタンスのジョブ・ログを確認してください。ご使用のLANSA for the Webシステムに関連したすべてのWebサーバー・インスタンスのジョブ・ログを必ず確認してください。

このエラーの最も一般的な原因は、Webサーバーに関連した権限の問題です。QTMHHTTPユーザー・プロファイルに適切な権限があり、プロファイルQTMHHTP1と共に使用可能になっていることを確認してください。

誤ったLANSAWEBプログラムがインストールされている場合にこのエラーが起きることがあります。例えば、IBM HTTP Serverを使用している場合には、I/NETバージョンのLANSAWEBプログラムは使用しないでください。

Dominoを使用しており、Domino Serverを起動する場合、このエラーは、HTTP ServerではなくDomino Serverから返されることがあります。DominoとHTTP Serverとの間でポートの競合がないことを確認してください。

以下の確認を実行します。

  • DSPUSRPRFコマンドを使用して、ユーザー・プロファイルQTMHHTTPおよびQTMHHTP1が使用可能になっていることを確認してください。
  • WRKOBJまたはDSPOBJAUTコマンドを使用して、CGIライブラリに格納されているLANSAWEBプログラムに対する権限を調べてください。このプログラムには、*PUBLICユーザーの*USEがあります。
  • WRKOBJまたはDSPOBJAUTコマンドを使用して、LANSA CGIライブラリに対する権限を調べてください。このライブラリには、*PUBLICユーザーの*USEがあります。
  • 正しいCGIプログラムがライブラリに格納されていることを確認してください。WRKOBJコマンドを使用して、CGIプログラムに関するプログラム記述を表示し、それがI/NETまたはICS CGIプログラムであることを確認してください(ICSはHTTP Serverで使用されます)。
  • WRKOBJまたはDSPOBJAUTコマンドを使用して、QTMHHTTPメッセージ待ち行列に対する権限を調べてください。このメッセージ待ち行列には、*PUBLICユーザーの*USEがあります。

特定のエラー・メッセージ

エラー・メッセージなし:

イメージ

HTTPユーザー(QTMHHTTP)が使用不可になっています。構成ファイル内のヘッドを使用可能にしてください("Enable Head"パラメータはまれにしか必要とされません)。

イメージなし

構成ファイル内のMapまたはPassパラメータが誤っています。
ユーザーQTMHHTTPまたはQTMHHTP1には、LANSAIMGディレクトリに対する権限がありません。

要求を処理できません。サーバーに処理負荷がかかりすぎています。

LANSA for the Web アドミニストレータのエラー

同時実行ユーザーが、設定されている最大値に達しました。
この値は、Webアドミニストレータを使用して変更できます。

エラー:...への接続が確立できません

TCP/IPエラー

TCP/IPサービスHTTPが非アクティブです。解決策:
1. CHGHTTPA (値が*NOの場合、自動開始HTTPサービスを*YESに設定する)     

2. i5/OSを使用しているHTTPサービスを停止・開始する:ENDTCPSVR *HTTP 及び STRSTPSVR *HTTP

複数層の実装

ファンクションを開始できない

ユーザーQTMHHTP1に、LANSAプログラムW3@P1100に対する権限がありません(ジョブ・ログ内のCPD0171)。
ライブラリWEBWORKが見つかりません(ジョブ・ログ内のCPF9810)。

ルーターを開始できない

Webサーバー上に経路項目がありません。