3 4 7 マスターへの接続情報

Windows LANSA Installation

3.4.7 [マスターへの接続情報]

スレーブVisual LANSAシステムがIBM iマスター・システムに接続するためのデフォルト通信情報を指定します。このダイアログは、IBM iスレーブ・システムをインストールする場合にのみ表示されます。LANSAの管理者またはシステム管理者が、適切な接続詳細情報を提供する必要があります。

:インストールの初期化段階で、Visual LANSAシステムがこの接続情報を使用します。

接続詳細の各セットがホスト・ルートとして認識され、各ホスト・ルート・レコードがLU名によって識別されます。

[新しいホスト ルート レコード゙を定義]

新しいホスト・ルート・レコードを指定します。新しいレコードは、LANSAコミュニケーション管理機能が使用するテーブルに追加されます。このオプションを選択する場合は、以下の詳細情報を指定する必要があります。

[LU名]

ホスト・ルート・レコードを識別するために使用します。

[ホストの完全な修飾名]

IBM iマスターの名前またはアドレスを指定します。マシン名、完全修飾名(host.domain)、またはマスターのIPアドレス(12.4.1.56など)を指定できます。

[接続 ID]

LANSAリスナーに割り当てたTCP/IPポート番号を指定します。

デフォルトのポート番号は4545です。

[IPv6を使用]

接続を確立するため、ホストがIPv6アドレスを使用するかを指定します。[ホストの完全な修飾名]を入力しなかった場合、インストール時にホスト名がIPv4および/またはIPv6アドレスになるか決められます。ホスト名がIPv4およびIPv6アドレス両方になった場合、どちらを選択するか求められます。

 

[既存のホスト ルート レコード゙を使用]

接続が既に定義されている場合は、ドロップダウン・リストからホスト・ルートを選択します。このリストは、LANSAコミュニケーション管理機能が使用するホスト・ルートに基づいています。

[ログイン詳細]

インストールの完了後、LANSA/ADサーバーに接続するときに、Visual LANSAシステムと区画が初期化されます。これにより、必要なLANSAシステム定義がダウンロードされます。IBM i上のLANSAのバージョンが、インストールするVisual LANSAスレーブ・システムのバージョンと同じであることを確認してください。

 

[ユーザー ID]

選択したマスター・サーバーにログオンするためのユーザー名またはユーザー・プロファイルを入力します。

[パスワード]

マスターのユーザー名またはユーザー・プロファイルと関連付けられたパスワードを入力します。

 

[Windows 証明書を使用]

このオプションを選択すると、ユーザーIDとパスワードが無効になります。代わりに、現在のWindowsセッションにログインするために使用したユーザーIDとパスワードが使用されます。このオプションを使用する前に、Windows証明書について、『Visual LANSA 管理者ガイド』の「Windows 証明書を使用」を参照してください。