1. プランニング
初めてVisual LANSAをインストールする場合、現場でのVisual LANSAの使用方法を把握し、適切な計画を練る時間を十分に取ってください。また、Visual LANSAの開発が、その他多くのLANSA製品を含んだフルLANSAシステム・インストールのうちの1つのコンポーネントである場合もあります。
計画時には、「インストール・プランナー」(英語) の参照が役立つでしょう。
LANSAは、マルチプラットフォーム・アプリケーション開発ツールの製品ファミリーの1つです。このセクションでは、インストール可能な各ソフトウェア・コンポーネントについて説明します。
LANSAは複数のプラットフォームをサポートしているので、ソフトウェアは、IBM iおよびWindowsの開発環境で使用するように構成できます。
Web開発モデルとWeb配布モデルも、IBM iとWindowsの両方を使用する複数層にすることができます。
Web 開発モデルとWeb配布モデルは、仮想化およびCitrixのIT基盤にインストールすることもできます。「LANSA サポート」(英語) にて以下の最新の情報をご確認ください。
- Citrixのインストール・インストラクション
- LANSAにおける仮想化についてのサポート・ポリシー
- LANSAでサポートされるバージョン
ソフトウェア・コンポーネントとそれが必要な場所を明確に把握することが重要です。以下のトピックを参照してください。
開発と配布のさまざまなモデルについては、以下のトピックを参照してください。
基本的には、LANSAシステムは以下のように分類できます。
- 実稼働までの段階と配布。これは、Linuxなどのリモート・システムで、Visual LANSA開発システムからオブジェクトを受信します。
マスター・システムとスレーブ・システムを使用する場合は、「マスター・システムとスレーブ・システムの同期」のタスクについて十分に理解してください。
LANSAシステムは、共通のLANSAシステム定義を共有するLANSAソフトウェア・コンポーネントのグループと定義することができます。単一のシステムには、複数のさまざまな製品が含まれていることがあります。例えば、単一のLANSAシステムがIBM iサーバー上のLANSA/ADを使用する開発環境で、Windowsサーバー上のLANSA for the Webと開発者のPC上の多数のスレーブVisual LANSAシステムから構成される場合があります。異なるバージョンのLANSAが実行されるLANSA/ADシステムは、異なるLANSAシステム定義(特定のバージョンのシステム定義など)を使用するため、個別のLANSAシステムになります。