3.3.3 独立Visual LANSAシステム
独立Visual LANSAシステムをインストールするには、このオプションを使用します。これは、IBM iに接続していない、独立したVisual LANSAシステムです。
このシステム・タイプでは、ローカル・リポジトリがC/C++コンパイラとともにインストールされます(サポート対象のコンパイラがすでに存在している場合、C/C++コンパイラはインストールされません)。任意の既存のサポート対象データベースを選択できます。またはSQL Server Expressデータベースをインストールできます。
配布ツールを使用して、Visual LANSA独立システムを使用して開発したLANSAアプリケーションを移動またはエクスポートできます。または、独立システムと関連付けられた配布システムを定義し、配布機能を使用してLANSAアプリケーションをUNIX/LinuxまたはIBM i環境に移動できます。
スレーブVisual LANSAシステムは、複数のVisual LANSAネットワーク・クライアントまたはローカル・クライアントで共有できます。これらのクライアントにVisual LANSAをインストールする際の注意事項については、「独立データベース・サーバーのクライアント」、または「[ネットワーク クライアント サーバーの詳細]」を参照してください。
クライアントを使用する開発者は、PCをサーバーに接続する必要があります。
ひとつのWindows PCにLANSAサーバーをひとつだけインストールすることをお勧めしますが、ひとつのWindows PCに複数のサーバーを インストールする場合、クライアントPCが付属する各LANSAシステムは、LANSAコミュニケーション・ファイルlroute.dat*のコピーを保有する必要があります。検索し、lroute.datファイルを必要なLANSA構成接続ディレクトリにコピーしてください。
*LANSAは各PCごとにひとつのlroute.datファイルを保持します。ネットワークまたはローカル・クライアントを使用する場合、それらが付属するVisual LANSAシステムそれぞれにおいて、lroute.datファイルをひとつ保有する必要があります。