3.4.8 [IBM i 言語オプション]
これらのオプションで、IBM iからワークステーションへのデータ変換に関するオプションを指定できます。
独立LANSAシステム上へインストールする場合に、このシステムをIBM iマスターに接続する予定があるときは、必ず正しいCCSID (Coded Character Set Identifier:コード化文字セット識別コード)情報を選択してください。
CCSIDは、IBM iマスター・システムへの接続時のLANSAの適切なオペレーションの基礎になります。リポジトリにオブジェクトを作成した後は、このダイアログの情報を変更しないでください。
[初期化する言語]
ドロップダウン・リストからPCで使用する言語を選択します。
CCSIDの選択
一部の言語のデフォルトが用意されています。これらのデフォルトは、IBM iとワークステーション間でデータ変換を行うために最適なオプションです。製品ベンダーやシステム管理者から特に指示がない限り、カスタム設定を使用する必要はありません。特定のデフォルトがない言語の場合はCCSID 1140がデフォルトになります。
注:11.0 SP5では、ANSEBC1140/EBC1140ANSの新しいデフォルト変換テーブルが導入されました。これらのテーブルはQEBCDIC/QASCIIの代わりに使用します。ユーロ(€)が¤に置き換えられた点を除き、CCSID 1140はCCSID 037と同じです。
この変更により、DEFINE_OS_400_SERVER組み込み関数のデフォルトも新しいテーブルを使用するように変更されました。古いテーブルの場合、一部の文字に問題が発生しましたが、テーブルの使用時に実際にこの問題のある文字が必要となる可能性があります。この組み込み関数の使用を確認して、デフォルトを使用するかどうか決定してください。その場合、新しいデフォルト・テーブルに予期しない動作が発生する可能性があります。
CCSID 1140は、以下の文字を除き、Windowsの1252文字セットをすべてサポートします。
文字 |
16進数の範囲 |
説明 |
'?"...†‡ˆ‰Š‹OE?''""*--˜(tm)š›oe?Ÿ |
0x82〜0xA0 (両端を含む) |
これらの文字はIBM i 1140 CCSIDには存在しません。 |
¤ |
0xA4 |
この文字がユーロに置き換えられました。 |
サポートされるすべての文字を以下に示します。
?!#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
[\]^_`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}~¡¢£¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿
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