9.2 LANSA Openのインストールされるオブジェクトの要約
ここでは、LANSA Openの必須ファイルの一部としてインストールされるファイルについて説明します。
LANSA Openワークステーション・ファイル
以下のファイルが、指定したディレクトリにインストールされます。
- Windows 32 DLL (LCOEW32.DLL)
- 構成ユーティリティ・プログラム
- ヘルプ・ファイル
開発ツールとサンプル
Visual BasicおよびCサンプルを提供するために必要なすべてのファイルとデモンストレーション・プログラムがインストールされます。このプログラムは、アプリケーションの開発に役立ちます。このファイルの詳細については、を参照してください。
のLANSA通信エクステンション
このオプションを承認すると、LANSA通信エクステンションのワークステーション・コンポーネントがロードされます。
LANSA Openのメッセージ
LANSA Openのメッセージは、ファイルLCOEMESG.DATに記録されています。このファイルを修正することによって、エラー・メッセージを任意の言語で表示することができます。修正したLCOEMESG.DATファイルを使用可能にするためには、LCOEW32.dllと同じディレクトリにそのファイルが存在しなければなりません。
メッセージをカスタマイズするには、LCOEMESG.DATファイルをコピーして、該当する言語にテキストを翻訳します。
カスタマイズしたLCOEMESG.DATファイルを作成するとき、以下の点に注意してください。
- メッセージ番号は変更しないでください。また、'%d'、'%c'、'%.100s'などの'%'シーケンスも変更しないでください。'%'文字のシーケンスは、エラーに関連するフィールド名やファイル名などのテキストに置き換えられます。このシーケンスは言語に依存しません。
- 各メッセージの長さは、150文字以下にしてください。この長さを超える文字は表示されません。
- メッセージは複数行にまたがらないようにしてください。
メッセージを英語で表示する場合、LCOEMESG.DATファイルは必要ありません。