4. Windows上でのLANSAのアップグレード
アップグレード前に必要な準備はほとんどありません。ユーザーがアップグレードのために選択した構成に基づいて、アップグレード・プログラムがアップグレード対象の項目を決定します。ネットワーク・クライアントはサーバーのアップグレードにより自動的にアップグレードされるため、ユーザーがアップグレードする必要はありません。
アップグレード・プロセスは非常に簡単ですが、以下の「旧バージョンのLANSAのアップグレード」と「LANSAをアップグレードする前に」の項目を確認することをお勧めします。
以前のバージョンのLANSA Windowsソフトウェアがマシン上にインストールされている場合、一般にはアップグレードを実行して最新バージョンをロードします。
このアップグレード・プログラムを使用するには、LANSAソフトウェアはVersion 12以降でなければなりません。
複数のLANSAシステムがある場合は、アップグレードするシステムを選択する必要があります。一度にアップグレードできるシステムは1つだけです。選択したシステムのすべてのプログラムと機能が、LANSA Windowsアップグレード・プログラムによってアップグレードされます。
V12より前のLANSA for Windowsソフトウェアを使用している場合は、Version 13.0のアップグレード・プログラムを実行する前に、Version 12にアップグレードする必要があります。
状況によっては、既存のバージョンのソフトウェアを維持しながら、新規バージョンをインストールする場合もあります。例えば、その他 LANSA 機能]を選択し、次に[機能]リストから[LANSA Open]を選択します。
の2つのLANSA/ADシステムがあれば、それぞれのLANSA/ADシステムに対して1つずつ、2つのコピーのLANSA Openを持つことが必要になる場合があります。その場合は、2つ目のLANSA Openをインストールします。[セットアップ タイプ]:[以前のバージョンとの互換性
このバージョンのLANSAでコンパイルされたオブジェクトを、以前のバージョンのLANSAに逆に移植することはできません。
互換性の問題を避けるために、すべてのLANSAソフトウェアを同じバージョンにしておくことをお勧めします。マスターとしてIBM iを使用し、ローカル・クライアントまたはネットワーク・クライアントとともにスレーブとしてWindowsシステムを使用している場合は、まず、IBM iをアップグレードし、次にWindowsスレーブ・システムをアップグレードして、その後ローカル・クライアントをアップグレードしてください(ネットワーク・クライアントはアップグレードする必要はありません)。