対話式制御の概要
対話式制御ユーティリティを使うと、対話式にキーボードで入力するコールを通して、GPIBデバイスと通信できます。特定のデバイスと通信する方法についての詳細は、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。対話式制御ユーティリティを使うと、計測器との通信テスト、トラブルシューティング、アプリケーションの開発などが行えます。
対話式制御は、計測器について習得する手助けになるとともに、トラブルシューティングに役立つ次のような情報をコマンド入力後の画面に表示します。
- 16進記述によるステータスワード(Ibsta)の結果
- Ibstaに設定された各ビットのニーモニック定数
- エラーがある(IbstaでERRビットが設定される)場合、エラー変数(Iberr)のニーモニック値
- 各読み取り、書き込み、コマンド関数のカウント値
- 計測器から受信したデータ
プロンプトでhelpと入力すると対話式制御のヘルプにアクセスできます。 また、help <function>と入力すると、特定の関数のヘルプにアクセスできます。 ここで<function>には、ヘルプを参照したい関数名を入れます。
Measurement & Automation Explorerから対話式制御を起動するには、ツール→NI-488.2→対話式制御を選択するか、次のボタンをクリックしてください。
関連項目: