HS488に対するシステム構成の影響
HS488データ転送の最大速度は、ホストコンピュータとGPIBシステムの設定によって制限されます。たとえば、PCIバスを持つPC互換コンピュータを使用する場合の最大転送速度は8 Mバイト/秒ですが、USBやイーサネットなどを使用するときの最大転送速度は、そのバスの最大転送速度によって異なります。
IEEE 488ケーブルにおける350 ns T1遅延という制限は、HS488にも該当します。NI-488.2構成でケーブル長の値を増やすと、HS488を使った最大データ転送速度が遅くなります。たとえば、2ｍのケーブルで接続されている2台のHS488デバイスは、4ｍのケーブルで接続されている4つのHS488デバイスよりも速くデータ転送を行うことができます。
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