RQSステータス状況

NI-488.2

RQSステータス状況

RQSは、デバイスレベルのコール後にだけステータスワード内で表示され、デバイスがサービスを要求していることを示します。RQSは、デバイスから1つまたは複数の肯定的なシリアルポール応答バイトを受信したときに設定されます。肯定的なシリアルポール応答バイトでは、常にビット6がアサートされています。RQSがIbsta内に自動的に表示されるようにするには、自動シリアルポーリングを有効にする(デフォルトで有効)必要があります。また、RQSを含むマスクを使ってibwaitを呼び出すことによって、自動シリアルポーリングの状態にかかわらず、デバイスがサービスを要求するまで待機することができます。シリアルポールに応答しないデバイスに対して、RQSでibwaitコールを発行しないでください。ibrspを使って、受信したシリアルポール応答バイトを取得してください。格納されていたシリアルポール応答バイトがすべてibrsp関数によってレポートされたら、RQSはクリアされます。


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