IBLINES
ボードレベル
目的
GPIBの8本の制御ラインのステータスを返します。
形式
C
unsigned long iblines (int ud, short *clines)
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Visual Basic
CALL iblines (ud%, clines%)
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または
status% = illines (ud%, clines%)
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入力
出力
clines
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GPIB制御ラインの状態情報を返します |
関数からの戻り値 |
Ibstaの値
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説明
iblinesは、GPIB制御ラインの状態をclinesに返します。clinesの下位バイト(ビット0から7)には、GPIBの各制御ラインのステータスを検知するGPIBインタフェースボードの機能を示すマスクが含まれます。上位バイト(ビット8〜15)には、GPIB制御ラインのステータス情報が設定されます。各バイトのパターンを次に示します。
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
EOI |
ATN |
SRQ |
REN |
IFC |
NRFD |
NDAC |
DAV |
GPIB制御ラインがアサートされているかどうかを判断するには、まず下位バイトの該当ビットを調べ、ラインを監視できるかどうかを確認します。ラインが監視できる(該当ビット位置が1になっている)場合は、次に上位バイトの対応するビットを調べます。ビットが設定(1)されている場合、該当する制御ラインはアサートされています。このビットがクリア(0)であれば、制御ラインはアサートされていません。
サンプル
short lines;
iblines (ud, &lines);
if (lines & ValidREN) {
/*RENがアサートされているか確認する*/
if (lines & BusREN) {
printf ("RENはアサートされています");
}
}
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発生する可能性のあるエラー
EDVR
|
NI-488.2ドライバの構成またはインストールが正しくありません。 |
EHDL
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udが無効または範囲外です。 |
ELCK
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他の処理によりロックされているため、要求された動作が行われませんでした。 |
ENEB
|
インタフェースが取り付けられていないか、正しく構成されていません。 |
EOIP
|
非同期I/Oの処理中です。 |