Ibsta()またはibstaステータスビット値
GPIBとGPIBハードウェアの状態に関する情報が含まれるグローバルステータス関数Ibstaは。すべてのコールによって更新されます。Ibstaの各ステータスビットを調べて、その情報を使って今後の処理を決定することができます。Ibsta ERRビットを使って各コールの後のエラーの有無をチェックすると、アプリケーションのデバッグに役立ちます。GPIB32 APIでは、ibstaはグローバル変数です。
デバイスレベルの従来のNI-488.2呼び出(dev)、ボードレベルの従来のNI-488.2コールと複数デバイスNI-488.2コール(brd)、またはすべて(dev、brd)に対してIbstaの各ビットを設定できます。Ibstaは、32ビット値です。ビット値1はその状態が発生していることを示します。また、ビット値0はその状態が発生していないことを示します。
ニーモニック | ビット | 16進数 | タイプ | 説明 |
ERR | 15 | 8000 | dev、brd | NI-488.2エラーの発生 |
TIMO | 14 | 4000 | dev、brd | 制限時間を超過 |
END | 13 | 2000 | dev、brd | ENDまたはEOSを検出 |
SRQI | 12 | 1000 | brd | SRQ割り込みの受信 |
RQS | 11 | 800 | dev | デバイスがサービスを要求 |
CMPL | 8 | 100 | dev、brd | 入出力の完了 |
LOK | 7 | 80 | brd | ロックアウト状態 |
REM | 6 | 40 | brd | リモート状態 |
CIC | 5 | 20 | brd | コントローラインチャージ |
ATN | 4 | 10 | brd | アテンションのアサート |
TACS | 3 | 8 | brd | トーカ |
LACS | 2 | 4 | brd | リスナ |
DTAS | 1 | 2 | brd | デバイストリガ状態 |
DCAS | 0 | 1 | brd | デバイスクリア状態 |