HS488の概要
ナショナルインスツルメンツでは、HS488というIEEE 488用の高速データ転送プロトコルを設計しました。このプロトコルにより、GPIB読み取り/書き込みの性能を最大8Mバイト/秒まで向上させることができます。
HS488はIEEE 488.1 2003仕様の一部で、同一システム内にIEEE 488.1、IEEE 488.2、HS488デバイスを混在させることができます。HS488を有効にすると、ナショナルインスツルメンツのGPIBハードウェアは、HS488計測器との通信時に自動的に高速転送を行います。高速転送をサポートしないGPIBインタフェース上でHS488を有効にしようとすると、ECAPエラーコードが返されます。
関連項目: