IBLN

NI-488.2

IBLN

ボードレベル


目的

バス上にデバイスが存在するかどうかを調べます。

形式

C

unsigned long ibln (int ud, int pad, int sad, short *listen)

Visual Basic

CALL ibln (ud%, pad%, sad%, listen%)

または

status% = illn (ud%, pad%, sad%, listen%)

対話式制御(使用に関する注意)

ibln pad sad

入力

ud ボードデスクリプタ
pad デバイスのプライマリGPIBアドレス
sad デバイスのセカンダリGPIBアドレス

出力

listen デバイスが存在するかどうかを示します
関数からの戻り値 Ibstaの値

説明

iblnは、padおよびsadパラメータで指定されたGPIBアドレスにリスナに設定されたデバイスが存在するかどうかを確認します。ボードに関連付けられたバスがリスナのテスト対象になります。リスナを検出すると、listenに0以外の値が返されます。リスナが見つからなかった場合は、0が返されます。

padパラメータには、有効なプライマリアドレス(0〜30の値)を任意に使用できます。sadパラメータには、有効なプライマリアドレス(96〜126の値)、あるいは定数NO_SADALL_SADのいずれかを使用できます。定数NO_SADは、セカンダリアドレスをテストしないように指定します(プライマリアドレスのみがテストされます)。定数ALL_SADは、すべてのセカンダリアドレスをテストするように指定します。

発生する可能性のあるエラー

EARG padまたはsadいずれかの引数が無効です。
ECIC アクセスボードがCICでありません。
EDVR NI-488.2ドライバの構成またはインストールが正しくありません。
EHDL udが無効または範囲外です。
ELCK 他の処理によりロックされているため、要求された動作が行われませんでした。
ENEB インタフェースが取り付けられていないか、正しく構成されていません。
EOIP 非同期I/Oの処理中です。