IBLN
ボードレベル
目的
バス上にデバイスが存在するかどうかを調べます。
形式
C
unsigned long ibln (int ud, int pad, int sad, short *listen)
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Visual Basic
CALL ibln (ud%, pad%, sad%, listen%)
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または
status% = illn (ud%, pad%, sad%, listen%)
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ibln pad sad
入力
ud
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ボードデスクリプタ |
pad
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デバイスのプライマリGPIBアドレス |
sad
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デバイスのセカンダリGPIBアドレス |
出力
listen
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デバイスが存在するかどうかを示します |
関数からの戻り値 |
Ibstaの値
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説明
iblnは、padおよびsadパラメータで指定されたGPIBアドレスにリスナに設定されたデバイスが存在するかどうかを確認します。ボードに関連付けられたバスがリスナのテスト対象になります。リスナを検出すると、listenに0以外の値が返されます。リスナが見つからなかった場合は、0が返されます。
padパラメータには、有効なプライマリアドレス(0〜30の値)を任意に使用できます。sadパラメータには、有効なプライマリアドレス(96〜126の値)、あるいは定数NO_SADかALL_SADのいずれかを使用できます。定数NO_SADは、セカンダリアドレスをテストしないように指定します(プライマリアドレスのみがテストされます)。定数ALL_SADは、すべてのセカンダリアドレスをテストするように指定します。
発生する可能性のあるエラー
EARG
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padまたはsadいずれかの引数が無効です。 |
ECIC
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アクセスボードがCICでありません。 |
EDVR
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NI-488.2ドライバの構成またはインストールが正しくありません。 |
EHDL
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udが無効または範囲外です。 |
ELCK
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他の処理によりロックされているため、要求された動作が行われませんでした。 |
ENEB
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インタフェースが取り付けられていないか、正しく構成されていません。 |
EOIP
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非同期I/Oの処理中です。 |