正規表現チェッカー

RegExChecker コマンドを実行すると、正規表現チェッカーが表示されます。
また、ファイル名検索、名前の変更 - 置換、文字列検索(GREP)/文字列置換、テキストビュアー/一覧ダイアログでの文字列検索、ユーザ定義文字列一覧、および振り分けにおいて、正規表現を使える入力欄の右クリックメニューからも利用できます。

画面の右側には、正規表現のメタ文字やエスケープシーケンスなどの簡単な説明が一覧表示されています。
また一覧の下部には、いくつかのサンプルパターンもあります。
項目をクリックすると、その内容が、パターンのキャレット位置に挿入されます。

検索対象にファイルを指定すると、その内容を読み込んでテストできます。ドライブ名がない場合、NyanFi ディレクトリからの相対指定とみなされます。
変更反映 がチェックされていると、内容を編集した場合、画面を閉じる際にファイルに変更が反映されます。
ファイルが指定されていない場合は、直接入力された内容が対象になります。この内容は保存されますが、INIファイルの肥大化を避けるため最大20行に制限しています。20行を超える内容を一時的に入力してテストすることは可能です。

テストボタンを押すと、検索対象に対しパターンを用いてテストを行います。
検索は対象に対して行ごとに行われます。この際、各行末の改行コード(\r\n)は除外されます。文字列検索(GREP) においても、これと同様の動作になります。
下の結果リストにはマッチした行が表示され、マッチ部分が強調表示されます。

置換ボタンを押すと、検索対象でパターンにマッチする部分を置換文字列で置換します。
下の結果リストにはマッチした行が表示され、置換部分が強調表示されます。

コピーボタンを押すと、パターンがクリップボードにコピーされます。
コピー(C文字列)ボタンを押すと、パターン内の \ を \\、" を \"に変え、全体をダブルクォーテーションで囲ったものがコピーされます。
入力欄の右クリックメニューからチェッカーを開いている場合、貼り付けボタンを押すと、その入力欄にパターンを貼り付けて画面を閉じます。

検索対象と結果リストの高さ配分や、右側一覧の幅は、マウスで変更できます。
検索対象と結果リストは等幅フォントで表示されます(テキストビュアーのものを利用、サイズはダイアログフォントと同じ)。

Tips

正規表現チェッカーを外部から呼び出して利用することもできます。

NyanFi.exe -XRegExChecker