一覧ダイアログ

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一覧ダイアログ

一覧ダイアログは、以下の場合に用いられる汎用のダイアログです。
一覧でのキー操作
カーソル移動などは、ファイラーやテキストビュアーで割り当てられているのと同じキー操作や、テキストビュアーで割り当てられているマウスホイール操作によってできます。
対応しているコマンドは、CursorDown/Up/Top/End、TextTop/End(TV)、PageDown/Up、ScrollDown/Up、ScrollCursorDown/Up(TV)、Select、SelAll〜、SelectAll(TV)、ClipCopy(TV)、FindText、FindDown/Up(TV: 行検索)、Sort(TV)、ZoomIn/Out/Reset、SetFontSize、OpenURL(TV)、Close(TV) です。
なお、テキストビュアーの対応コマンドについては、2ストロークキー操作が可能です。
また TextViewer コマンドが割り当てられているキーを押すと、表示されている一覧内容がクリップボードを経由してテキストビュアーで開かれます。
ListText コマンドでテキストファイルを表示している場合は、TextViewerFileEdit コマンドが割り当てられているキーで、表示中のファイルをカーソル位置の行番号を参照して開けます(FileEdit についてはフォーカスにかかわらずAlt+Eキーでも可能)。
また ListTextListTail コマンドでテキストファイルを表示している場合は、NextFilePrevFile コマンドも利用できます。
ListLog コマンドでログ内容を表示している場合、あるいはログファイル(tasklog(~n).txt)を表示している場合、テキストビュアーで PrevErr/NextErr コマンドが割り当てられているキーで、前後のエラー位置(W:警告、C:中断を含む)に移動できます。
ListFileName コマンドでファイル名一覧を表示している場合、Enterキーを押すと、ダイアログを閉じてそのファイル位置に移動します(選択項目があればファイルリストに反映)。
ListTree コマンドによるディレクトリのツリー表示や、CopyDir_LS コマンドによるディレクトリ名一覧表示の場合、Enterキーを押すとカーソル位置のディレクトリに移動します。
PlayList_LS コマンドでプレイリストを表示している場合、Enterキーを押すと、カーソル位置の曲を再生できます。再生中の曲には先頭に▶マークが表示されます。
ListFileNameListTreeCopyDir_LS、PlayList_LS コマンドで一覧を表示している場合、ShowFileInfoListFileInfo コマンドが割り当てられているキーでファイル情報を、PropertyDlg コマンドが割り当てられているキーでプロパティを表示できます。
ファイル監視
ListTail コマンドでテキストファイルを表示している場合、 監視 をチェックしていると、ファイルの変化を監視して表示を自動的に更新します(監視間隔=1秒)。またその場合、 通知 をチェックしていると、ファイルが変化(フィルタ中なら表示内容が変化)したときに、オプション設定 - 通知・確認で「ファイル監視の通知音」で設定されている通知音が鳴ります。

フィルタ
フィルタ覧に文字列を入力すると、それが含まれる行だけが絞り込み表示されます。
Migemoを有効にすると Migemo モードで絞り込みを行えます。モード切り替えは、フィルタ欄で Ctrl+Mキーでも可能です。
Migemo モードだと処理が重くなります。フィルタ欄には日本語も入力できるので、行数が多い場合は通常モードにした方がよいでしょう。
AND/ORが有効だと、複数のキーワードを空白で区切って入力した場合にAND検索、"|" で区切るとOR検索で絞り込めます。区切りが混在しているその場合は、空白(AND)の方が | (OR)よりも優先順位が高くなります。
強調が有効だと、フィルタ欄の文字列にマッチした語が強調表示されます。
フィルタ覧にフォーカスがある場合でも、(or Ctrl+E) / (選択中でなければCtrl+Xでも可)キーで一覧のカーソル移動が、PGUP(or Ctrl+R) / PGDN(選択中でなければCtrl+Cでも可)キーでページ移動が可能です。またマウスホイール操作は一覧に対して働きます。
一覧とフィルタ欄との間はTABキーで行き来できます。また一覧からは、ファイラーで IncSearch コマンドに割り当てられているキーでフィルタ欄に、フィルタ欄からはCtrl+Lで一覧に移れます。
画面を閉じたい場合は、ESC(or Alt+F4)キーを押すか、ReturnList コマンドが割り当てられているキーを一覧で押してください。
右クリックメニュー
コピー」、「すべて選択」、「一覧をファイルに保存」および「一覧をテキストビュアーで開く」が可能です。
また「行番号を表示」させることもできます。その場合、行番号の配色はテキストビュアーと同じになります。
PlayList_LS コマンドでプレイリストを表示している場合、「ファイル名を先に表示」を選ぶと、パス名はファイル名の最大幅に合わせて整形表示されます。また「パスの共通部分を省略」も可能です。
一覧に何らかの内容が表示されている場合、「一覧をソート」(昇順/降順/解除: Sort(TV)コマンドでも可能)で、「一覧の重複行を除外」、「一覧の内容を元に戻す」(フィルタはそのまま)が可能です。なお、フィルタの内容を変更すると、ソートなどは解除され、元の内容から絞り込み直します。
テキストファイルを表示している場合は、「一覧をテキストビュアーで開く」の代わりに「ファイルをテキストビュアーで開く」と「ファイルをテキストエディタで開く」が可能です。
ListFileNamePlayList_LS コマンドで一覧を表示している場合、「ファイル情報」や「プロパティ」を表示できます。
ListLogListText コマンドでログを開いている場合、「エラー箇所の絞り込み」の切り替えが可能です。
ListTextListTail コマンドでテキストファイルを表示している場合、「カーソル位置を維持」をチェックしていると、NextFilePrevFile コマンドで前後のファイルに移ったときに、カーソル位置が可能な限り維持されます(ダイアログを閉じるとリセット)。
サイズと位置をファイルリストに合わせる」では、メイン画面のファイルリスト全体を覆うように、ダイアログの位置とサイズを調整します。
なお右クリックメニューは、アプリケーションキーやShift+F10キーの他に、ファイラーで ContextMenu コマンドが割り当てられているキーでも表示できます。
表示
一覧の表示フォントは、オプション設定 - フォント・配色 - フォント の「一覧ダイアログ」で指定できます。
標準出力を取り込んで表示するような場合には、等幅フォントを指定した方がよいでしょう。
タブ位置は、オプション設定 - テキストビュアー の「タブストップ4の拡張子」にしたがいます。
一行が1024文字を超える場合、末尾を省略して表示しますが、コピーしたときは元の内容が取得されます。
ListFileNamePlayList_LS コマンドによる一覧では、ファイル名を「拡張子別配色」で表示します。
ListLogListText コマンドでログを開いた場合は、ログウィンドウの配色で表示されます。
空行を以外のすべての行が「名前=値」という形式の場合、= の位置で桁揃えして表示され、名前部分は オプション設定 - フォント・配色 - 配色 の「ファイル情報の項目名文字色」になります。
罫線(─ │ ┌ ┐ ┘ └ ├ ┬ ┤ ┴ ┼)が含まれていると、上下左右がつながるように表示されます。罫線の色は、テキストビュアーで用いられる「罫線の色」になります。
主なプログラムソースのコメントは、「コメントの文字色」になります(厳密ではないため対応できない場合もあり)。
ListTextListTail コマンドのパラメータに /見出しパターン/ (正規表現)を指定した場合、マッチする行が「見出しの文字色」になります。
また、フィルタの強調表示には「強調文字色」、「強調背景色」が用いられます。
それ以外は、「リストの文字色」と「リストの背景色」が用いられます。
オプション設定 - テキストビュアー で「カーソルを常に可視領域に」をチェックしていると、スクロールした際、カーソルが常に可視領域に入るようになります。