オプション設定 - 一般2

NyanFi

オプション設定 - 一般2

ファイル情報
ファイル情報の取得・表示に関する設定です。情報取得に時間がかかってファイラー操作がもたつく場合などに設定してみてください。
ファイル情報が非表示で、かつステータスバーが非表示あるいは表示されていても書式に $PR(プロパティ)が用いられていない場合には、ファイル情報を取得しません。また、コピー・移動などで処理中のファイルは取得が抑止されます。
なお、ファイル情報の右クリックメニューで「この項目を隠す」/「隠した項目を戻す」を用いると、拡張子ごとに非表示にしたい項目を設定できます。
情報を取得しないパス
ここで指定したパス以下では、表示用のファイル情報(テキストプレビューを含む)を取得しません。これは、拡張子に対する設定よりも優先されます。
ドライブ名から始まるフルパスで指定します。; (セミコロン)で区切って複数指定可能です。前方一致なので、完全なパスの形式になっていなくてもかまいません。例えば "\\" を指定すると、すべてのUNCパスにマッチします。
また、通常のパス指定以外に以下の書式文字列によるドライブ指定も可能です。カレント(UNCの場合を除く)のドライブが該当する場合、ファイル情報を取得しません。
$H HDD(SSD、RAMディスク以外)
$C CD-ROMドライブ
$R リムーバブル・メディア
$N ネットワーク・ドライブ
$U USB接続のすべてのドライブ
$UH USB接続のHDD(SSD以外)
$UC USB接続のCD-ROMドライブ
$UR USB接続のリムーバブル・メディア
なお ShowFileInfo コマンド実行時には、この設定はかかわらず強制的にファイル情報が表示されます。
例1: N:\;P:\\Hoge;\\FileServer\
例2: \\;$N;$UC;$UR
情報を取得する拡張子
表示用ファイル情報を取得する拡張子を限定したい場合、ここで指定してください。拡張子は . (ピリオド)で区切って複数指定できます。
空欄の場合は、次の「情報を取得しない拡張子」を除くすべての拡張子が取得対象となります。
なお ShowFileInfo コマンド実行時には、この設定にかかわらず強制的にファイル情報が表示されます。
情報を取得しない拡張子[:制限MB]
ここで指定した拡張子を持つファイルは、表示用のファイル情報を取得しません。
拡張子は . (ピリオド)で区切って複数指定できます。* を指定すると、すべての拡張子に対してファイル情報の取得が行われなくなります。
拡張子に後に : (コロン)で区切って制限サイズ(MB単位)を指定することもできます。
なお ShowFileInfo コマンド実行時には、この設定にかかわらず強制的にファイル情報が表示されます。
: .foo.rar:10.chm:5 .foo、10MB以上の .rar、5MB以上の .chm は取得しない
代替データストリーム情報を表示
ファイルにNTFSの代替データストリームがある場合、そのストリーム名やサイズを表示します。
また Zone.Identifier の場合はそのテキスト内容も表示します。
Tipsインターネットからダウンロードしたファイルは、Zone.Identifier でURLを確認できる場合があります。
OpenADS コマンドを実行すると、代替データストリーム一覧を仮想リストとして開いて操作できます。
プロセス使用情報を表示
ファイルが何らかのプロセスによって使用中の場合、その名前、実行ファイル、プロセスIDを表示します。


イメージプレビュー
プレビューを行わないパス
ここで指定したパス以下では、イメージプレビューを行いません(拡張子に対する設定よりも優先)。
ドライブ名から始まるフルパスで指定します。; (セミコロン)で区切って複数指定可能です。前方一致なので、完全なパスの形式になっていなくてもかまいません。例えば "\\" を指定すると、すべてのUNCパスにマッチします。
また、通常のパス指定以外に以下の書式文字列によるドライブ指定も可能です。カレント(UNCの場合を除く)のドライブが該当する場合、プレビューを行いません。
$C CD-ROMドライブ
$R リムーバブル・メディア
$N ネットワーク・ドライブ
$U USB接続のすべてのドライブ
$UC USB接続のCD-ROMドライブ
$UR USB接続のリムーバブル・メディア
なお ShowFileInfo コマンド実行時には、この設定はかかわらず強制的にプレビューがファイル情報とともに表示されます。
プレビューを行う拡張子
イメージプレビューを行う拡張子を限定したい場合、ここで指定してください。拡張子は . (ピリオド)で区切って複数指定できます。
なお ShowFileInfo コマンド実行時には、この設定はかかわらず強制的にプレビューがファイル情報とともに表示されます。
プレビューを行わない拡張子[:制限MB]
ここで指定した拡張子を持つファイルは、イメージプレビューを行いません。
拡張子は . (ピリオド)で区切って複数指定できます。また拡張子に後に : (コロン)で区切って制限サイズ(MB単位)を指定することもできます。
なお ShowFileInfo コマンド実行時には、この設定はかかわらず強制的にプレビューがファイル情報とともに表示されます。
: .vob.raw:10 .vod、10MB以上の .raw はプレビューしない
ディレクトリは特大アイコンを表示
ディレクトリに対するイメージプレビューに特大アイコン(可能ならサムネイル)を表示します。チェックを外すと、サイズ16〜64のアイコン表示になります。
ZIP内の画像を表示
ZIPアーカイブ(.zip.cbz.epub.gdtf に対応)内に適当な画像があれば、それを表示します。
複数の画像がある場合、ファイル名に "thumbnail"、"cover"、"title"、"page" が含まれるものを優先します。
なお、パスワードが設定されている場合や、実行ファイルなどが含まれているアーカイブでは表示されません。
アニメGIFに対応
アニメーションGIFの表示に対応します。
この場合、.GIF ファイルの処理にスレッドを利用しませんので、サイズなどによっては時間がかかるかもしれません。また縮小された場合、表示がきたなくなることがあります。
マウスポインタを設定
.cur.ani ファイルを表示しているプレビュー上でのマウスポインタが一時的に変更されます。
この状態でマウスの左ボタンを押すと、ホットスポットに赤い十字線が表示されます。


テキストプレビュー
有効
ファイル情報が取得されていて、テキストファイルの場合、プレビュー表示を行います。
ファイル情報が非表示(ShowProperty_OFF)でも、プレビューが表示(ShowPreview_ON)の場合、テキストと思われる拡張子のファイルについては、(ファイル情報を取得して)プレビュー表示を試みます。
最大行数
プレビュー表示する最大行数を指定します。0 を指定するとすべて表示します。
通常10000行ぐらいはストレスなく表示できると思います。
なお、1000以上に設定している場合、最大行数を超えるテキストのファイル情報に「推定行数」が表示されます。
値は、読み込んだ部分の平均行サイズでファイルサイズを割り、有効数字2桁で切り捨てています。ファイル内容によっては、かなり誤差が出る場合がありますので、だいたいの目安としてください。
末尾分割表示
テキストプレビューを上下に分割し、テキストの末尾を指定行数分だけ表示します。
行以上なら分割で、分割表示を有効にする行数を指定できます。
なお、「最大行数」を超えるファイルでも実際の末尾が表示されますが、総行数が不明なため、行番号は最終行からの相対表示(負数)になります。
表示/非表示の切り替えは、テキストプレビューの右クリックメニューからも可能です。

アーカイブ内のファイル情報/プレビューを表示(一時解凍)
アーカイブ内のファイルについても、上述の設定にしたがってファイル情報やプレビューの表示を行います。そのために、ファイルを一時ディレクトリ下に解凍します。一時解凍したファイルは、アーカイブの仮想ディレクトリから抜けるときに削除されます。
なお ShowFileInfo コマンド実行時には、この設定はかかわらず強制的にファイル情報やプレビューが表示されます。


ログ
更新間隔
ログウィンドウの更新間隔を m秒単位で指定します。
最大表示行数
ログウィンドウに表示する最大行数を指定します。0 を指定すると無制限になります。
エラー箇所のみ表示
タスクを実行しているとき、エラーがあった箇所のみをログに出力します。
エラーメッセージ
OSなどからの直前のエラーメッセージをログに出力します。
デバッグ情報
タスクでの主なファイル処理内容をタイム付きでログに出力します。またアーカイバDLLを利用する際のコマンドや応答内容なども出力されます。
ログが肥大化するため、特別な理由がない場合はチェックしない方がよいでしょう。
この設定は、ログウィンドウの右クリックメニューからも変更できます。
スキップ項目を非表示
コピー・移動などで、スキップした項目をログに出力しません。
処理対象をフルパスで表示
処理対象のファイル/ディレクトリ名をフルパスで表示します。チェックを外すと、パス無しで表示します。
ログを保存
NyanFi の終了時にログウィンドウの内容をファイル(実行ディレクト\tasklog.txt)に保存します。ファイルは「保存世代数」で指定されたファイルまでが残り、それ以前のものは削除されます。
なお、二重起動された NyanFi のログは、それぞれ個別に保存されます(tasklog2.txttasklog3.txt …)。
同日のログは追記
終了時にログを保存する際に、前回保存したファイル(tasklog.txt)のタイムスタンプと同日だった場合、それに追記保存します。これによって日付ごとにログをまとめられます。
保存世代数
ログをファイルに保存する際の最大世代数を指定します。


NyanFi 呼び出しホットキー
NyanFi を呼び出すホットキーを設定します。ホットキーを押すと、ウィンドウがアクティブ(最小化されていたら元の大きさに戻す)になります。
ホットキーは、ShiftCtrlAltWinとキーとの組み合わせで指定してださい。それ以外の場合は、ホットキーの登録が解除されます。
なお、NyanFi二重起動している場合は、最初に起動した NyanFi が呼び出されます。

キーによるダイアログの移動/サイズ変更
指定したShiftCtrlAltの組み合わせとキーによって、各種ダイアログ(設定用は除く)を移動したり、サイズを変更(可能な場合)したりできます。また、移動、サイズ変更のそれぞれについて、一回の変化量も指定可能です。
修飾キーを何も指定しないと無効になります。

キーボードの種類
通常は「自動」にしておいてください。
キーボードの種類が誤認識されている場合、「JP」/「US」を選ぶと、NyanFi から見たキーボードの種類を強制的に変更できます。
この設定は直ちに適用されます。


サウンド再生
再生制限
.wav.wma.mp3.mid ファイル上でENTERキーを押したとき(OpenStandard)、ここで指定した秒数までで再生します。

その他
最小化時にタスクトレイに格納
最小化したときにタスクトレイに格納します。
格納されたトレイアイコンをクリックすると、最初に起動した NyanFi がアクティブになります。
トレイアイコンの右クリックメニューでは、二重起動された NyanFi を選んでアクティブ化したり、二重起動(Duplicate)、再起動(Restart)などが可能。
なお、右クリックメニューで終了したり、最初に起動した NyanFi を終了したりすると、すべての NyanFi が終了します。

.nyanfi がない場合、上位から継承
移動したディレクトリに .nyanfi ファイル がなかった場合、親ディレクトリを(ルートまで)さかのぼって検索し、見つかったらその内容を適用します。
ユーザ名別に作成
チェックすると、現在のユーザ名にしたがって ".nyanfi_ユーザ名" という名前で.nyanfi ファイルを作成し、それを適用します。
共有フォルダを複数ユーザで利用するような場合、ユーザごとに設定を分けられます。
.nyanfi でのコマンドファイル実行を許可
.nyanfi ファイルで設定されているコマンドファイルの実行を許可します。
セキュリティを考慮し、実行できるのは NyanFi ディレクトリから相対指定のコマンドファイルに制限されます。

7-zip64.dll(7z.dll対応版)の対応拡張子
7-zip64.dll 文字化け対策版(x@rgs 氏作)の7z.dll対応版を利用している場合、対応したいアーカイブの拡張子(解凍のみ)を追加指定できます(デフォルト: .lzh.cab.iso.arj.chm.msi.wim)。拡張子は . (ピリオド)で区切って複数指定できます。
.rar を指定すると、unrar64j.dll/unrar64.dll を用いずに、7-zip64.dll(7z.dll対応版)で解凍を行います。それ以外で、他のアーカイバDLLが対応する拡張子については、そちらが優先されます。
※この設定は、7z.dll対応版が正しくインストールされていないと行えません。7-zip64.dll 文字化け対策版には、通常版と7z.dll対応版の2種類があるので注意してください。
7z.dll対応版が読み込まれていて、かつ 7z.dll の存在が正しく認識できている場合、起動時のログに
 >    LOAD 7-zip64.dll  v18.06 using 7z.dll
と表示されます(Ver.18.06.00.xx の場合)。
git.exe (Git for Windows)
Git 関連の処理で利用する git.exe の場所を指定します。
標準的な場所にインストールされている場合は自動的に検出されますが、そうでない場合は手動で設定してください。
→ Git の利用について