オプション設定 - テキストビュアー
テキストビュアーに関する設定を行います。
折り返し幅 / 強調表示 / HTML→テキスト変換 / 外部ビュアー
- 折り返し幅
- テキスト表示の場合の折り返し幅を設定します。
ウィンドウの幅に合わせる または 指定(半角単位) のいずれかを選択できます。
テキストビュアーでルーラを表示している場合は、任意の位置をダブルクリックして設定することもできます(0以前の位置ではウィンドウ幅)。
ファイラー、テキストビュアーの SetWidth コマンドでも設定可能。
- ルーラを表示
- ルーラを表示します。
ルーラを表示している場合、任意の位置をダブルクリックすると折り返し幅を変更できます(0以前の位置ではウィンドウ幅)。
ファイラー、テキストビュアーの ShowRuler コマンドでも切り替え可能。 - 情報ヘッダを下部に表示
- ビュアーの情報ヘッダを下部(ステータスバーの上)に移動します。
- 行番号を表示
- テキスト表示の際に、行番号を表示します。
バイナリ・ダンプ表示の場合はこの設定にかかわらずアドレスが表示されます。
ファイラー、テキストビュアーの ShowLineNo コマンドでも切り替え可能。 - 行カーソルを表示
- 現在行にラインカーソルを表示します。
- 行位置を復元
- 前回ビュアーを閉じたときのカーソルの行位置を復元します。
ビュアーの履歴数は、NyanFi 起動中は無制限ですが、終了時に保存されるのは最大50です。 - スクロールバーを折り返し位置に表示
- 折り返しがウィンドウ幅でない場合、スクロールバーを折り返し位置の横(右側余白の左横)に表示します。
- 行間
- テキストの行間をピクセル単位で指定します。
- 左側余白
- 左側の余白をピクセル単位で指定します。
ファイラー、テキストビュアーの SetMargin コマンドでも設定可能。 - タブを表示
- タブマークを「タブ表示色」で表示します。
ファイラー、テキストビュアーの ShowTAB コマンドでも設定可能。
この設定は、テキストプレビューや一覧ダイアログでのテキスト表示にも適用されます。
- 改行を表示
- 改行マークを「改行表示色」で表示します。
ファイラー、テキストビュアーの ShowCR コマンドでも設定可能。
テキストファイルは行の集合として読み込まれるため、ファイルの末尾に改行がない場合でも改行マークが表示されます。 - タブストップ4の拡張子
- タブストップを4で表示するファイルの拡張子を指定します。拡張子は . (ピリオド)で区切って複数指定できます。
SetTab コマンドで一時的に任意のタブストップ幅に変更することも可能。
- タブストップ 拡張子
- 任意のタブストップ幅で表示するファイルの拡張子を指定します。拡張子は . (ピリオド)で区切って複数指定できます。
SetTab コマンドで一時的に任意のタブストップ幅に変更することも可能。
- 固定長表示の制限幅
- FixedLen コマンドでCSV/TSVファイルを固定長表示する際の、項目の制限幅を設定します。
1レコードが1行に収まる場合は、個々の項目で制限幅を超えていても制限はかかりません。1行に収まらない場合、後方の項目から順次制限がかかり、項目内容の末尾が省略されます。
値は半角単位で指定してください(最小幅=4)。0 を指定すると無制限になります。この値は、FixedLen コマンドのパラメータで設定することもできます。 - セルα
- 数値(0:透明〜255:不透明)を指定すると、CSV/TSVファイルを固定長表示している場合、カーソルのあるセルにカーソル色がブレンドされます。
- カーソルを常に可視領域に
- スクロールした際、カーソルが常に可視領域に入るようにします。
チェックを外すと、スクロールしてもカーソル位置は変化しません。
この設定は、一覧ダイアログでの動作にも適用されます。
- バイナリ表示でカーソル移動を16進ダンプ内に制限
- バイナリ・ダンプ表示の場合、カーソル移動を16進ダンプ内に制限し、ASCII表示部分に行かないようにします。
- カーソル位置数値のカラー表示
- テキスト表示で、カーソル位置に #rgb、#rrggbb、0xbbggrr、$bbggrr 形式の数値がある場合、それが表す色をヒント表示します。
- ダブルクリックでURLを開く
- チェックすると、その行にURLが含まれていた場合にそれを開きます。チェックを外すと、URLをダブルクリックした場合、それが選択されます(SelCurWord に相当)。
なお、行末より後の部分をダブルクリックしたときはテキストビュアーを閉じます。
- 強調表示
- コメント、予約語、シンボル、文字列、数値、見出し、ルビ
プログラムソースなどにおける強調表示の有効/無効を切り替えます。
コメントはテキストプレビューや一覧ダイアログでの行コメント表示にも適用されます。
なお、構文強調表示定義ファイルを作成することによってユーザ定義も可能です。
バイナリ強調1、2、3
バイナリ・ダンプ表示の場合、指定した語を検索して強調表示できます。指定には正規表現が使えます。
検索対象は16進表記部分だけですが、対応するASCII表示部分にも強調色が反映されます。
重複してマッチする場合、強調の優先度は 1 > 2 > 3 となります。
例 [0189EF][0-9A-F]
強調文字色は、オプション設定 - フォント・配色 または SetColor コマンドで設定してください。
強調表示を有効にすると描画処理が重くなります。操作性を優先したい場合、不要な強調表示はチェックを外してください。
- HTML→テキスト変換
-
HTML→テキスト変換表示(HtmlToText)の場合の設定です。
この設定は、ファイラーの ConvertHtm2Txt コマンドの動作にも適用されます。
見出し文字(H1〜H6)
見出しの前に付ける文字列を指定します。; (セミコロン)で区切って6個(H1〜H6に対応)まで指定できます。
削除するブロック要素のクラス
削除するブロック要素のID
指定したクラス名やIDのブロック要素を削除します。
削除対象となる要素は、<div>、<table>、<ul>、<ol>、<dl>、<section>、<article>、<nav> です。
クラス名は ; (セミコロン)で区切って複数指定できます。
<div>の前に罫線を挿入するクラス
指定したクラス名を持つ<div>要素の前に罫線を挿入できます。
クラス名は ; (セミコロン)で区切って複数指定できます。
<section> / <article> / <nav>の前に罫線挿入
HTML5で用いられる <section>、<article>、<nav>要素の前に罫線を挿入できます。
Markdown記法に変換
チェックすると、Markdown記法に準じた変換を行います。
「見出し文字」の設定は無効となり、# を用いた表記で変換されます。
また、画像が "![alt属性](ファイル名)" という形で挿入されます(alt無指定の場合"画像")。
定義リストでは、dd 要素の前に ": " が挿入されます。
- xd2txlib.dll でテキスト表示
- xd2txlib.dll がインストールされている場合、チェックすると、各種バイナリ文書からテキストを抽出して表示します。
.docx、.pptx、.xlsx ファイルは実態がZIPファイルであるため、OpenStandard コマンドに対してはデフォルトでアーカイブとして認識されますので注意してください。テキストビュアーで開きたい場合は、これらの拡張子に対して オプション設定 - コマンド - OpenStandard - 「コマンドへの関連付け」を設定するか、TextViewer コマンドを使用してください。
チェックを外すと、バイナリ・ダンプ表示になります。なお、文字列検索(GREP) の結果リストから開いた場合は、チェック状態にかかわらず、テキスト表示になります。
- 青空文庫形式に対応する
- "[#〜]" という書式を含むテキストファイル(.txt)を青空文庫形式とみなし、以下のように表示します。
"[#〜]" 部分はコメント色で、"《〜》" 部分はルビ色で表示します(色は オプション設定 - フォント・配色 または SetColor コマンドで設定)。
「字下げ」や「地からの字上げ」にほぼ対応しています。
FunctionList コマンドでは見出し一覧を表示します。
- "\" を "∖"(U+2216)で表示
- 日本語フォントで "\" として表示される文字(U+005C)を、"∖"(U+2216) で代替表示します。
変わるのは表示だけで、コピーした際の内容などは変化しません。
フォントによってはこの文字がない場合があります。この設定は、テキストプレビューや一覧ダイアログでのテキスト表示にも適用されます。
テキストビュアーでの表示については、構文強調表示定義ファイルで AltBackSlash キーによって個別に設定を変えることも可能です。
- .dfm ファイルの文字列値をデコード
- .dfm (Delphiフォームファイル)で用いられる "#文字コード" 形式の値表記を、実際の文字列に変換して表示します。
コピーした場合、元の内容と異なりますので注意してください。
- テキスト最大読込サイズ
- テキストとして読み込む際の最大読込サイズをKB単位で指定します。
なおリッチテキスト(.RTF)の場合、この制限は効きません。 - バイナリ最大読込サイズ
- バイナリ・ダンプ表示の際の最大読込サイズ(1〜1024MB)を指定します。
SetTopAddr コマンドで先頭アドレスを設定して再読み込みすれば、このサイズよりも大きなファイル(4GB超も可)でも任意の部分を閲覧できます。また、表示範囲の最上/最下行からカーソルをさらに移動すると自動的に先頭アドレスが切り替わります。
- メモリマップドファイルとして開く
- チェックすると、バイナリ・ダンプ表示の場合メモリマップドファイルとして開きます。先頭アドレスからバイナリ最大読込サイズまでの範囲をメモリマッピングして参照するため、読込サイズを大きく設定しても、先頭アドレスの変更などが高速でメモリ使用量も少なくてすみます。閲覧中は、ファイルを開いたままになります。
チェックを外すと、最大読込サイズまで実際にメモリ上に読み込んで処理します。ファイルは読み込み時にのみ開かれます。
なお何らかの理由によりメモリマップドファイルとして開けなかった場合、最大読込サイズを8MB以下に一時変更してメモリに読み込みます。
- 外部ビュアー
- 内部テキストビュアーの代わりに外部ビュアーを用いたい場合は、ここで指定してください。
ただし、リッチテキストやバイナリ・ダンプ表示、現在のログ閲覧(ViewLog)、末尾の閲覧(ViewTail)の場合は、内部テキストビュアーが用いられます。
パラメータとして以下の書式文字列を使えます。
$F : パス付ファイル名
$L : 行番号