オプション設定 - 起動時

NyanFi

オプション設定 - 起動時

NyanFi が起動したときの初期状態などを設定します。

初期パス - 左/右
起動した直後の、左右ファイルリストのパスとソート方法、パスマスクをそれぞれ設定します。
前回終了時のパス ワークリスト 指定パス のいずれかを指定できます。
なお起動時オプションを指定している場合は、そちらが優先されます。

パスマスクは ; (セミコロン)で区切って複数指定できます。マスクの先頭に !があると除外になります(→ PathMaskDlg)。また先頭に :文字列: という書式でマスク名を指定できます(無指定の場合は「起動時」)。
: :テキスト:*.txt;*.ini

初期パスを最初のタブで開く をチェックすると、左右の初期パスは必ず最初のタブで開きます。
チェックしていないと、左右の初期パスと一致する既存タブがあればそれで、なければ先頭に新規タブを挿入して開きます。左右の初期パスを「前回終了時のパス」にしている場合は、チェックしない方がよいでしょう。
初期パス以外のタブをホームに戻す をチェックすると、初期パスを設定したタブ以外のすべてのタブを、ホームに戻します(→ TabHome)。

ウィンドウサイズ
起動時のウィンドウサイズを指定します。
前回終了時のサイズ または 指定サイズ を選択できます。
指定サイズ を選んだ場合、 サイズと位置を固定 をチェックすると、ウィンドウのサイズおよび位置の変更を禁止できます。
この設定は、最初に起動した NyanFi にのみ適用されます。二重起動した場合は、前回二重起動したときの位置とサイズが復元されます。
なお Windows 10 で透明な境界部分を持つテーマを用いている場合、サイズ/位置は境界も含んだ値となっているため、見た目と一致させるにはその分を加減する必要があります。

起動時に読み込むワークリスト
起動時に読み込むワークリストを指定します。
前回終了時のワークリスト または 指定ワークリスト(ホーム) を選択できます。
指定ワークリストはホームワークリストとしても用いられ、ファイラーやイメージビュアーで HomeWorkList コマンドによって呼び出せます。
なおファイル名にドライブ指定がない場合は NyanFi ディレクトリからの相対パスとみなされます。

二重起動
許可 をチェックすると、NyanFi を二重起動できます。
ただし、起動オプションを指定した場合は二重起動されずに、最初に起動した NyanFi に対して起動オプションが渡されます。
終了時に、二重起動したNyanFiも終了する をチェックすると、最初に起動した NyanFi を終了するときに、二重起動された他の NyanFi をすべて終了します。
なお、この設定にかかわらず、オプション設定 - 一般2 で「最小化時にタスクトレイに格納」がチェックされていると、トレイアイコンの右クリックメニューで終了したり、最初に起動した NyanFi を終了したりしたときに、すべての NyanFi が終了します。
また、最初に起動した NyanFiExit_NX コマンドを実行すると、設定にかかわらず、二重起動した他の NyanFi を終了させないで終了することができます。

二重起動した NyanFi では以下のような動作になります。
・タイトルに連番が付加されます(NyanFi-2、NyanFi-3 …)。
・呼び出しホットキーは、受け付けません。
・INIファイルを保存しません。オプション設定は行えず、各種ダイアログの設定を変更してもINIファイルには反映されません。
・終了時には、メイン画面の位置・サイズ情報などが最初に起動した NyanFi に送られ、INIファイルに反映されて、次回二重起動時にそれが復元されます。
・ログファイルは個別に保存されます(tasklog2.txt、tasklog3.txt…)。
OptionDlgSetFolderIconToolBarDlgSetColorEditIniFileCheckUpdateUpdateFromArcExitDuplRestart コマンドは実行できません。
・複数起動されている状態で、最初の NyanFi を終了させてから新たに二重起動した場合、そのタイトルには連番が付加されず、最初に起動されたものとして扱われます。

二重起動は、NyanFi から Duplicate コマンドで行ってください。
また、外部から二重起動する場合は、メインの NyanFi の起動が完了している状態で行ってください。短時間で連続して起動すると、両方がメイン状態になって正常に動作しない恐れがあります。


スプラッシュ画面を表示
起動時にスプラッシュ画面を表示します。

仮想ドライブのマウント
起動時に、指定したローカル・ディレクトリを仮想ドライブとしてマウントできます(subst コマンド相当)。そのドライブがすでに使われている場合は適用されません。
マウントしたいドライブとディレクトリを指定して追加ボタンを押してください。

※UNCパスを指定すると、切断されたネットワーク・ドライブとして認識されてしまうため、やめておいた方が無難です。