文字列置換
Grep コマンドで開く 文字列検索(GREP) 画面で、上部のタブを切り替えることにより文字列置換を行えます。
文字列置換
上部のタブを置換に切り替えると、検索対象のテキストファイルに対して文字列置換を行えます。
必用に応じて後述の項目を設定してください。
カレントで選択項目がある場合は、それらが対象となります。また非表示の項目は対象から外されます。
結果リストでは、文字列検索の場合と同様に、カーソル移動やファイル編集などが可能です。
なお置換の場合、置換結果の強調表示はされません。また、結果リストの行番号は置換前のものですので、置換文字列に改行が含まれていると、置換後の行とはずれてきます。
- 検索文字列
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検索したい文字列を指定してください。特殊文字として \t、\s、\\が使えます。
- 置換文字列
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検索したい文字列を指定してください。特殊文字として \t、\n、\s、\\が使えます。
空欄の場合は、マッチした文字列が削除されます。
- 正規表現
- 置換に正規表現を用います。なお、検索文字列欄の右クリックメニューから、正規表現を参照できます。
入力内容が正しくない場合、背景色が変わり(オプション設定 - フォント・配色 「不正な入力項目の背景色」)、置換を開始できません。
- 大小区別
- 大文字・小文字を区別して検索します。
- 確認あり
- 置換を行う前に確認ダイアログが表示されます。そこで「全て置換」を選ぶと、以降の全ファイルに対して確認なしで置換が実行されます。
拡張設定ボタンを押すと、拡張設定ダイアログが開きます。
- 置換
- 元ファイルのバックアップ
- バックアップを作成する
- チェックしていると、置換したファイルのバックアップが作成されます。
なお、対象がハードリンクの場合、リンクが切れないようにコピーでバックアップを作成します。
- 拡張子
- バックアップファイルの拡張子を指定します。
- 保存先
- バックアップ先のディレクトリを指定します。
パス指定がないと元ファイルからの相対パスとみなされます。また空欄の場合は、元ファイルと同じディレクトリになります。
- 結果ログ
- 置換終了時に結果リストをログとしてファイルに出力したり、それをテキストエディタで開いたりできます。
ログファイルはUnicode(UTF-8)で保存されます。
- 出力形式
- 文字列置換の場合と同じように、ログの出力形式を設定できます。