仮想チャンネルをテストする

NI-DAQ Measurement & Automation Explorer

仮想チャンネルをテストする

以下の手順で、仮想チャンネルのテストパネルを使用して、実際の読み取り値を表示したり、構成した別のチャンネルを直接制御したりすることができます。

  1. ツリー構図でチャンネルを右クリックしてテストを選択します。
  2. ここで、以下のチャンネルタイプを選択、表示、およびテストできます。

    アナログ入力

    「アナログ入力チャート」画面

    アナログ入力チャンネルの場合、仮想チャンネルのテストパネルのアナログ入力チャート画面が、実際のハードウェア設定に基づいて、アナログ入力の読み取り値を最小および最大範囲設定で表示します。仮想チャンネルのテストパネルは、指定されたサンプルレートで1回の更新につき50ポイント集録します。平均値は、50ポイントの読み取り値の平均を表示します。

    「アナログ入力範囲」画面

    アナログ入力チャンネルの場合、仮想チャンネルのテストパネルのアナログ入力範囲画面が、NI-DAQドライバで計算した範囲と分解能、および実際の値を表示します。希望の物理量範囲を設定すると、NI-DAQは、ハードウェアの範囲をそのハードウェアで最適な値に設定します。

    アナログ出力

    アナログ出力チャンネルでは、仮想チャンネルのテストパネルの値制御器に物理単位の値を入力することによって、アナログ出力レベルを制御します。選択したアナログ出力チャンネルの範囲を、ハードウェア設定に対する情報として表示することができます。

    デジタル入力

    デジタル入力チャンネルでは、仮想チャンネルのテストパネルに、そのチャンネルのデジタル入力ラインのすべての状態が表示されます。デジタル入力表示器は、選択したデジタルチャンネルのライン数によって変わります。チャンネルがデジタルライン入力として構成されている場合は、1つのラインしか表示されません。チャンネルがデジタルポートとして構成されている場合は、ポート内の各ラインが表示されます。ラインは、最上位ビットが先に表示されます。ポートは、最下位ビットが先に表示されます。

    デジタル出力

    デジタル出力チャンネルの場合、ユーザは仮想チャンネルのテストパネルに表示されるデジタル出力を制御します。デジタル出力制御器は、選択したデジタルチャンネルのライン数によって変わります。チャンネルがデジタルライン出力として構成されている場合、1つのラインしか制御できません。チャンネルがデジタルポートとして構成されている場合は、ポート内の各ラインを制御します。ラインは、最上位ビットが先に表示されます。ポートは、最下位ビットが先に表示されます。

  3. 終了したら終了をクリックします。
メモ  LabVIEW Real-Timeで実行するDAQデバイスおよびPCI-7041 RTシリーズのDAQデバイスでは、仮想チャンネルのテストはサポートされていません。