DIOハードウェアを編集する

NI-DAQ Measurement & Automation Explorer

DIOハードウェアを編集する

ハードウェアでは、どのDAQデバイスと、デバイスのどのポートやラインをこの仮想チャンネルに割り当てるのかを定義します。

デバイス デバイス選択ボックスで、DAQデバイスを選択します。この選択ボックスには、システム内の、デジタルポート対応のすべてのデバイスが表示されます。ラインから読み取るまたはラインへ書き込むを選択した場合は、ポートとラインを選択します。ポートから読み取るまたはポートへ書き込むを選択した場合は、ポートのみを選択します。
ポート ポート選択ボックスで、信号に接続されているポートを選択します。

一方向のポートにはポート名の後に読み取り専用、または書き込み専用という表示があります。一方向のポートを間違った方向で使用するように信号を構成した場合、構成は無効になります。

ラインが1つでも予約されているポートには、ポート名の後に(sys)または(cfg)のマークが付けられています。(sys)は、ポートの少なくとも1つのラインがシステムにより予約されていることを示します。(cfg)は、ポートの少なくとも1つのラインが他の仮想チャンネルにより予約されていることを示します。ポート名の後に(N/A)が付く場合は、ポートがデバイス上にないことを示します。予約されたポートや使用できないポートを使用するよう信号を構成すると、構成は無効になります。

ライン 同じポート上のラインはすべて同じ方向に構成する必要のあるデバイスもあります。ポートでラインを選択し、他のデジタル仮想チャンネルが同じポートの他のラインを逆方向で使用している場合、ポート上でラインの方向が混在できないDAQデバイスでは、仮想チャンネルは無効になります。

デバイス、ポート、ラインを選択すると、ハードウェアセクションに、選択したラインに対応するピン番号、あるいはピン名が表示されます。

チャンネルを、ラインから読み取る、または、ラインへ書き込むにしている場合、ラインメニューには選択したデバイスポートで使用できるラインがすべて表示されます。ラインメニューでは、システム構成や他の仮想チャンネルが使用しているラインには、それぞれ(sys)(cfg)のマークが付きます。(sys)または(cfg)の付いたラインを選択すると、仮想チャンネルは無効のマークが付けられます。ただし、(cfg)では、2つのラインを交換している場合、一時的に無効になるだけで、もう一方の仮想チャンネルとそのDAQハードウェアチャンネルとの接続が解除されると、その構成は有効になります。