精度向上に関する注意事項

NI DAO Task Config

精度向上に関する注意事項

歪みゲージの測定の精度は、1つまたは複数の要素によって低下する可能性があります。以下の表は、発生し得るエラーと各エラーを最小限に抑える方法を示します。

エラータイプ エラーを最小限に抑える方法
ゲインシャントキャリブレーションを頻繁に実行する。
リード線間の励起電圧の降下を考慮して、リモートセンサを使用する。
ゲージ率を高くして歪みゲージを使用する。
手動で測定して正しいシャント抵抗を指定する。
オフセットゼロ調整を頻繁に実行する。
高精度抵抗器(クォータブリッジとハーフブリッジ設定用)を使用する。
歪みゲージのゲージ抵抗を確認する。
リード線間の電圧降下を考慮してリモートセンサを使用する。
ゼロ調整回路の精度制限を確認する。
ノイズデータのオーバーサンプルを行う
ハードウェアのローパスフィルタを使用する。
ソフトウェアのローパスフィルタを使用する。
温度ドリフトキャリブレーションを頻繁に行う。
温度補償ブリッジタイプ(クォータブリッジ Iを除いて全部)を使用する。