RTDで温度を測定する

NI DAO Task Config

RTDで温度を測定する

RTDとは、抵抗が温度に従って高くなる温度感知デバイスです。

RTDを使用して温度を測定するには、一般に信号調節が必要です。RTDは受動抵抗デバイスのため、測定できる電圧を生成するにはデバイスに電流を流すことが必要です。抵抗を測定する目的で電流を提供する処理は、電流励起と呼ばれる信号調節のタイプの1つです。RTDのための電流励起の発生に加え、信号調節により出力電圧信号が増幅され、ノイズを除去するため信号がフィルタ処理されます。DAQシステムとホストコンピュータからRTDおよび監視下のシステムを電気的に分離するために信号調節を利用することもできます。