コードを生成する
NIソフトウェアのバージョン7.x以降では、アプリケーションで使用するコードを生成することができます。MAXで保存したタスクは、LabVIEW 7.x以降、LabVIEW SignalExpress 2.x以降、LabWindows/CVI 7.x以降、Measurement Studio 7.x以降でコード化することができます。LabVIEW 7.x以降で、グローバル仮想チャンネルのコードを生成することもできます。
生成されたコードに加える変更はすべて、アプリケーションのタスクにのみ適用されます。DAQアシスタントのタスクまたはグローバル仮想チャンネルには保存されません。
コード生成の種類
NIのアプリケーションソフトウェアでのタスクまたはグローバル仮想チャンネルからのコード生成には、3つのオプションがあります。
- サンプル―サンプルの読み取りや書き込みに必要なVI、タスクやループ、グラフを開始および停止するVIなど、タスクまたはグローバル仮想チャンネルの実行に必要なコードをすべて生成します。動作するかどうかを確認するために作成したタスクやグローバル仮想チャンネルを実行したり、簡単なアプリケーションで構成を使用したりするには、このオプションを選択してください。生成されるコードは、アプリケーション用に修正できるNI-DAQmxの簡単なサンプルです。
- 構成―タスクおよびグローバル仮想チャンネルの構成を複製するコードを生成します。アプリケーションを別のシステムにデプロイする場合には、このオプションを選択してください。詳細については、スタート→プログラム→National Instrumentsから『NI-DAQmxヘルプ』を開き、「デプロイメント」のセクションを参照してください。
構成コードを生成すると、アプリケーションとDAQアシスタント間のリンクは失われます。構成コードをどのように変更しても、DAQアシスタントに影響を及ぼすことはありません。DAQアシスタントから構成コードを再生することはできますが、再生されたコードにはそのコードに対して以前行われた変更が反映されません。注意 生成された構成コードには、グローバル仮想チャンネルとタスクを作成するためのコードが含まれますが、スケールを作成するためのコードは含まれません。スケールを含むアプリケーションのデプロイメントのための構成コードを生成する場合には、ターゲットコンピュータでスケールが構成されていることを確認する必要があります。デプロイメントのオプションについては、『NI-DAQmxヘルプ』の「デプロイメント」のセクションを参照してください。 - 構成とサンプル―このタイプのコードを生成するには、LabVIEWを使用する必要があります。別のシステムでも実行できる、ポータブルな完全アプリケーションを作成するには、このオプションを選択します。
メモ DAQアシスタントExpress VIを右クリックしてNI-DAQmxコードを生成 を選択すると、構成コードとサンプルコードの両方が生成されます。 |
アプリケーションソフトウェアでコードを生成する
生成できるコードのタイプ、DAQアシスタントでのコード生成方法の詳細な説明を参照するには、適切なソフトウェアをクリックしてください。