RVDTで角変位を測定する
「角変位」とは、モーターのシャフトの角運動など、軸に対する動きです。「角変位センサ」は、出力信号がシャフトの回転を表すデバイスです。シャフト全体の物理変位を測定することはできません。角変位を測定するセンサのタイプの1つに、回転式可変差動変圧器（RVDT）があります。
RVDTはLVDTを回転式にしたもので、一般に±30°〜70°の範囲で動作します。サーボ搭載で使用でき、停止せずに360°回転できます。
RVDTには、センサ用に設計された特別な電子装置が必要です。通常、RVDTは、信号調節器で必要なフィルタ処理が原因で、10msの遅延があります。それらは非常に耐久性があり、広範な温度範囲で動作します。極端な高温や低温の環境、衝撃のある環境で70ﾟを超える測定範囲が必要な場合、回転式アプリケーションにはRVDTが最適です。