2.8 Windows ワークステーションのセットアップ例
ここでは、TCP/IP通信エクステンションを使用して、CS Builder/サーバーで32ビット・アプリケーションを実行するWindows クライアントの構成に必要なステップを簡単に説明します。
この例では、クライアントはAS400PC1という名前のIBM i と通信を行います。
1. IBM i 上で、TCP/IPおよびLANSA通信エクステンションが実行されているかどうか、確認してください。
2. "コントロール パネル/ネットワーク"からWindows TCP/IPソフトウェアをインストールしてください。販売代理店の指示およびネットワーク管理者から提供される情報に従って、このソフトウェアを構成してください。
3. ワークステーション上とホスト上の両方でTCP/IPをインストールし、構成したら、ワークステーションからホストへ"ping"を実行することにより、構成のテストを行ってください。
4. CS Builder/サーバー for Windows をインストールしてください(LANSA通信エクステンションのオプションを含む)。
5. LANSAコミュニケーション管理機能(LCOADM32.EXE)を使用して、以下のステップで説明されているとおり、ホストのルートを指定してください。
6. LANSAコミュニケーション管理機能のメイン・ウィンドウで、"新規作成(N)"のボタンを選択し、"ホストルート情報"を表示してください。(これ以外にも、アクセラレーター・キーを使用して、該当する"編集"メニュー・アイテムを選択するか、あるいは、フォーカスが"ホストルート情報"にある間に挿入キーを押すことによって、この画面を表示することができます。)以下にある通りに情報を入力して下さい。
パートナー LU 名 |
AS400PC1 |
ホスト名 |
ホストのアドレス。これは: |
通信方法 |
Socket |
その他のフィールド |
省略値のまま |
7. 終了したら OKボタンを押して下さい。
これで、32ビットのCS Builder/サーバー・アプリケーションは、ホストAS400PC1との通信にTCP/IPソケット通信を使用できるようになりました。