2 8 Windows ワークステーションのセットアップ例

LANSA

2.8 Windows ワークステーションのセットアップ例

ここでは、TCP/IP通信エクステンションを使用して、CS Builder/サーバーで32ビット・アプリケーションを実行するWindows クライアントの構成に必要なステップを簡単に説明します。

この例では、クライアントはAS400PC1という名前のIBM i と通信を行います。

1.  IBM i 上で、TCP/IPおよびLANSA通信エクステンションが実行されているかどうか、確認してください。

2.  "コントロール パネル/ネットワーク"からWindows  TCP/IPソフトウェアをインストールしてください。販売代理店の指示およびネットワーク管理者から提供される情報に従って、このソフトウェアを構成してください。

3.  ワークステーション上とホスト上の両方でTCP/IPをインストールし、構成したら、ワークステーションからホストへ"ping"を実行することにより、構成のテストを行ってください。

4.  CS Builder/サーバー for Windows をインストールしてください(LANSA通信エクステンションのオプションを含む)。

5.   LANSAコミュニケーション管理機能(LCOADM32.EXE)を使用して、以下のステップで説明されているとおり、ホストのルートを指定してください。

6.  LANSAコミュニケーション管理機能のメイン・ウィンドウで、"新規作成(N)"のボタンを選択し、"ホストルート情報"を表示してください。(これ以外にも、アクセラレーター・キーを使用して、該当する"編集"メニュー・アイテムを選択するか、あるいは、フォーカスが"ホストルート情報"にある間に挿入キーを押すことによって、この画面を表示することができます。)以下にある通りに情報を入力して下さい。

 

パートナー LU

AS400PC1

ホスト名

ホストのアドレス。これは:
- 同じドメインのホスト(AS400PC1) に対する単純なホスト名;
- "ホスト.ドメイン"というフルパス指定の名前;
- ネットワーク管理者から提供されたアドレスが nnn.nnn.nnn.nnn というフォーマットのIP アドレス

通信方法

Socket

その他のフィールド

省略値のまま

 

7.  終了したら OKボタンを押して下さい。

これで、32ビットのCS Builder/サーバー・アプリケーションは、ホストAS400PC1との通信にTCP/IPソケット通信を使用できるようになりました。