2 5 機密保護設定

LANSA

2.5 機密保護設定

リスナー情報ダイアログ上の[機密保護]ボタンを押すと、このダイアログが開きます。(リスナー情報ダイアログにたどり着くには、管理機能メイン・ウィンドウの[拡張設定]メニューから[リスナー]を選択します。)。LANSA通信エクステンションのサーバー側は通信回線が機密保護か非機密保護回線を判断します。

[暗号化アルゴリズム]

暗号化アルゴリズムは、転送データを暗号化するために使用されます。

オプションは以下の通りです。

  • NON - 暗号化なし。LANSA通信エクステンションの以前のリリースと互換性があります。
  • DES(Data Encryption Standard algorithm) - 標準の暗号化 (DES ) 。データ暗号化標準アルゴリズム。この標準は1981年にANSIによって適用されました。DESはブロック暗号で、64ビット・ブロックを暗号化します。キーの長さは64ビットです。
  • TWF(Twofish cryptographic algorithm) - Twofish 暗号化アルゴリズム (TWF) 。TWOFISHは128ビット・ブロック暗号です。可能なキーの長さは、128、192、256ビットです。しかしながら、アメリカの制限の影響でLANSAでは128ビットのキーのみ使用します。TWOFISH暗号アルゴリズム。Advanced Encryption Standard(AES、高度暗号化標準)として知られる新しい暗号化標準の最後の5項目のうちの1つです。この標準はNIST(National Institute of Standards and Technology)によって紹介されました。©Counterpane Internet Security Inc

[圧縮]

このオプションを選択して、接続中の圧縮可能および圧縮不可を指定します。

暗号化や圧縮アルゴリズムを使用すると、通信セッションにおいて、より多くのCPUサイクルが消費されます。