3 3 1 リスナージョブの開始

LANSA

3.3.1 リスナージョブの開始

TCP/IPを使用してリモート・セッションがIBM i に接続する前に、IBM i 上でリスナー・ジョブが開始されている必要があります。リスナー・ジョブは、通信ルートテーブルのリスナー・レコードにおいて指定されているポート番号で接続要求を待ちます。TCP/IPは、リスナー・ジョブが開始される前にアクティブになっていなければなりません。

リスナー・ジョブを開始するには、以下のLANSAリクエストを投入してください:

SBMJOB CMD(LANSA REQUEST(STRLISTEN) JOB(aaaaaaaaaa)

aaaaaaaaaaは、皆さんが選択したジョブ名です。

開始するLANSAシステムのリスナー・ジョブの従属関係を最小化したい場合は、オプション・パラメータPARM01(*UNLOCK)を使用します。このオプションが要求されると、リスナー・ジョブはデータエリアDC@A01にロックが発生しませんし、LANSAシステム・データ・ライブラリのファイルをオープンしたままにしません。このオプション付きのバッチ投入コマンドは次のようなリクエストになります。

SBMJOB CMD(LANSA REQUEST(STRLISTEN) PARM01(*UNLOCK) JOB(aaaaaaaaaa)