Ｑ＆Ａ -操作

Q1.頂点や辺の選択がしづらい

A1.反応許容距離が小さい: 　高解像度で使用している場合、頂点や辺の選択がしづらいことがあります。この場合、環境設定の［選択コマンドでの反応許容距離］の値を大きくして下さい。

Q2.頂点・辺・面をクリックしても選択できない

A2-1.オブジェクトが選択禁止になっている: 　オブジェクトパネル上の名前欄の左側に鍵マークがあると、そのオブジェクトは編集禁止になっています。鍵マークをクリックするか、オブジェクトの詳細設定で編集禁止のチェックを外してください。
A2-2.［選択を固定］モードになっている: 　ステータスバーの右側［選択固定］がハイライト表示されている状態では選択は解除されません。メニュー［編集］［選択を固定］またはキーボードのスペースキーでオン・オフを切り替えてください。
A2-3.［現物］モードになっている: 　コマンドパネル上の編集オプション［現物］がONになっていると、カレント以外のオブジェクトの編集はできません。［現物］オプションをOFFにするか、オブジェクトパネル内で選択したい物体をカレントに切り替えてみてください。

Q3.対称編集時にオブジェクトの形状がおかしくなった

A3-1.対となる頂点が存在しない: 　対称編集は、ペアとなる頂点があってはじめて対称に編集できます。対称となる頂点がない場合は、X=0の点に固定されるため、非対称オブジェクトは破綻するように感じますが、これは仕様です。X=0に固定されるのは、対称中心にも頂点を配置するのに便利だからです。
A3-2.コマンドが対称編集に対応していない: 　すべてのコマンドが対称編集に対応しているわけではありません。出来るだけ鏡面機能を使うことを奨めます。

Q4.視点から近いまたは遠い部分が表示されない、ゆがんで表示される

A4-1.アルゴリズム上の問題: 　３Ｄ空間のオブジェクトを２Ｄ平面へ投影する際、遠近法による歪みが生じます。視野角が大きい状態でカメラから対称物体までの距離が小さくなったときには、その歪みが顕著に感じられるようになるため、［視点］コマンドで奥行き感・視野角を変更するか、メニュー［表示］［視点の設定］で初期化を選んでください。
A4-2.ドリーを用いる: 　環境設定でホイールなどの操作に[ドリー]を割り当ててください。ドリーの場合、ビューの拡大・縮小を行ったとき、視野角はそのままに、注視点からの距離が変化します。

Q5.コマンドパネル上のボタンが小さくて押しにくい

Q6.ワールド座標での移動でY軸方向に動かないのですが

A6.Ctrlキーを押す: 　Ctrlキーを押すことによりY軸方向に動きます。
　環境設定の［ワールド座標での編集の基準平面］の設定によっては、CtrlキーはZ方向への移動になります。

Q7.頂点・辺・面を選択解除(非選択)するために何もないところをマウスクリックしたが、解除できない

A7-1.［選択］コマンドの［接続面］モードになっている: 　選択されている物体を２回クリックすると選択解除できます。または、メニュー［編集］［すべてを非選択］(Ctrl+D)で選択解除して下さい。
A7-2.［選択を固定］モードになっている: 　ステータスバーの右側［選択固定］がハイライト表示されている状態では選択は解除されません。メニュー［編集］［選択を固定］またはキーボードのスペースキーでオン・オフを切り替えてください。

Q8.視野が原点を中心に回転するのでオブジェクトの編集がしにくい

A8.選択部を視点回転の中心に: 　中心にしたい位置付近の頂点・辺・面を選択し、メニュー［選択部属性］［選択部を視点回転の中心に］(Ctrl+W)を実行することで、その位置を視野の回転中心にすることができます。また、メニュー［選択部属性］［選択部に視点をフィット］(Ctrl+F)も併せて実行すると、その選択範囲に画面がフィットするので便利です。

Q9.オブジェクトに曲面と回転体を指定すると引きつった形状になってしまう

A9.回転体で両面化されるため: 　現状の仕様であるのでそのままでは対処できません。回転体をメニュー［オブジェクト］［曲面・ミラーのフリーズ］でフリーズさせてから、メニュー［オブジェクト］［面を片面化する］で片面のみにし、それから曲面を指定するなどの方法で回避してください。

Q10.ショートカットキーをカスタマイズしたい

A10.環境設定で変更する: 　環境設定の「キーボード」ページに[ショートカットキーの設定]ボタンがありますので、ここからカスタマイズを行うことができます。ただし、特定のボタンやメニューに対してのみの割り当てとなります。マウスボタンの操作は、環境設定の「マウス」ページとなります。