クリーンアップについて

Sophos Endpoint Security and Control

クリーンアップについて

クリーンアップは、次のいずれかの方法でお使いのコンピュータから脅威を削除する機能です。

  • ウイルス/スパイウェアをフロッピーディスクのブートセクター、ドキュメント、プログラム、その他の検索対象項目から削除する
  • 疑わしいファイルを移動または削除する
  • アドウェアや不要と思われるアプリケーション (PUA) を削除する

Sophos Anti-Virus でウイルスやスパイウェアを含むアイテムを自動クリーンアップすると、マルウェアそのものは削除され、感染しているアイテムに対しては駆除が実行されます。ウイルス検出スキャナは、破損前のファイルの内容を把握することはできないため、駆除されたファイルは恒久的に破損したファイルとして扱うべきです。

ドキュメントをクリーンアップする

ドキュメントをクリーンアップしても、ドキュメントが持つウイルス/スパイウェアの副作用は修復されません。ウイルスの副作用についてソフォス Web サイト上の情報を表示する方法は、クリーンアップ情報を入手するを参照してください。

プログラムをクリーンアップする

プログラムのクリーンアップは、一時的な対応策としてのみ使用してください。クリーンアップ後、オリジナルのディスクや感染前に取ったバックアップを使用してプログラムを入れ替えてください。

Web コンテンツの脅威をクリーンアップする

Web コンテンツ検索では、コンピュータにダウンロードされていない脅威を検出するため、クリーンアップは必要ありません。

注: 脅威をクリーンアップしても、このコンピュータで脅威が実行した一部の動作を元に戻すことができないことがあります。たとえば、脅威によって設定内容が変更された場合、クリーンアップ機能が元の値を把握していないと、正しい値に設定を戻すことができません。クリーンアップ後、設定内容の確認が必要となります。感染したドキュメントをクリーンアップしても、脅威によるドキュメントの変更箇所は修復されません。