手動でゴミ消し処理をする(リペア機能)

Digital Photo Professional

手動でゴミ消し処理をする(リペア機能)

画像に写り込んだ点状のゴミやホコリを、1箇所ずつ選んで消すことができます。

  1. メイン画面でゴミを消したい画像を選ぶ

  2. [スタンプ]ボタンを押す

  3. 画像が鮮明な表示になったらゴミ消ししたい箇所をダブルクリックする

    • 100%表示になります。

    • ドラッグすると表示位置を変えることができます。

  4. 消したいゴミにあったボタンを押す


    • 黒っぽいゴミのときは[ ]ボタンを、白っぽいゴミのときは[ ]ボタンを押します。

    • 画像上にカーソルを移動すると、ゴミ消しする範囲が[ ]で表示されます。

  5. 消したいゴミを[ ]の中に入れてクリックする


    • ]内のゴミが消されます。

    • 表示されている別の箇所をクリックすると、続けてゴミ消しすることができます。

    • 別の箇所のゴミを消すときは、マウスの右ボタンをクリックするか、手順4で押したボタンを再度押してゴミ消し処理を一旦解除し、手順3からの操作を再度行ってください。

    • ゴミ消しできないときは、[ ]が表示されます。

  6. [OK]ボタンを押してメイン画面に戻る


    • ゴミを消した画像には、[ マークが表示されます。


こんなときは
  • きれいに消えないときは、何度かクリックする
  • 手順5の操作を1度行ってもきれいにゴミが消えないときは、何度かクリックするときれいに消えることがあります。
  • リペア機能で消せるのは、主に点状のゴミやホコリ
  • リペア機能でゴミ消しできるのは、点状のゴミやホコリです。 線状のゴミやホコリは消せない場合がありますので、そのときはコピースタンプ機能で消してください。
  • ゴミ消し画像はいつでも元に戻せる
  • ゴミ消しした画像は、ゴミ消しした画像として表示され、印刷することもできます。 ただし、実際に画像上のゴミを消してはいないため、コピースタンプ画面で[元に戻す]ボタンを押すか、「編集をやり直す」の操作を行うと、いつでもゴミ消し前の状態に戻すことができます。
  • ゴミ消し具合はコピースタンプ画面で確認する
  • ゴミ消し具合は、コピースタンプ画面で確認してください。 他の画面ではゴミ消し前の画像が表示され、ゴミ消し具合を確認することができません。
  • ゴミ消し画像の印刷
  • ゴミ消しした画像をDPPで印刷すると、ゴミが消された画像が印刷されます。
  • 別画像として保存するとゴミ消しした画像になる
  • ゴミ消ししたJPEG画像またはTIFF画像を別画像として保存すると、実際にゴミが消された画像になります。 (編集内容を画像に保存する

コピースタンプ画面の便利な機能
  • ゴミ消しした箇所を確認する
  • 手順5の後に<Shift> + <F>キーを押すと、ゴミ消し箇所が1 箇所ずつ表示され、ゴミ消しした箇所を詳細に確認することができます。 (<Shift> + <B>キーを押すと1つ前の箇所に戻ります)
  • 指定したゴミ消し箇所だけをキャンセルする
  • 手順5の後に<Shift> + <F>キー、または<Shift> + <B>キーを押してゴミ消し箇所を表示し、<Shift> + <Del>キーを押すと、表示しているゴミ消し箇所だけをゴミ消し前の状態に戻すことができます。
  • 全画面表示/通常画面表示をショートカットキーで切り換える
  • <Alt> + <Enter>キーを押して、全画面表示/通常画面表示を切り換えることもできます。
  • ゴミ消し結果を別の画像にも適用する
  • [コピー]ボタンを押してゴミ消し結果をコピーし、適用したい別の画像を表示して[ペースト]ボタンを押すと、別の画像の同じ位置のゴミを消すことができます。なお、同じ位置のゴミ消しを複数の別画像に適用したいときは、メイン画面で<Ctrl>キーを押したまま画像をクリックするか、最初の画像をクリックし、<Shift>キーを押したまま最後の画像をクリックして複数の画像を選んでからコピースタンプ画面を表示すると、効率よくゴミ消しを行うことができます。
ISO 感度拡張を設定して撮影した画像は、ノイズが目立ち、コピースタンプ画面でのゴミやホコリの確認が難しいので、当機能の使用はおすすめしません。

画像の不要な箇所を消す(コピースタンプ機能)

画像上の不要な箇所に、別の部分からコピーした画像を貼り付けて修正することができます。

  1. 手動でゴミ消し処理をする(リペア機能)」の手順3までの操作をする

  2. コピーする箇所を指定する

    • 画像上のコピー元となる箇所を<Alt>キーを押したままクリックします。

    • コピー元となる箇所を変更するときは、再度上記の操作を行ってください。

    • コピー元の位置を固定したいときは、[コピー元の位置を固定する]をチェックします。

  3. 画像を修正する

    • 画像上の修正したい箇所をクリックまたはドラッグします。 [ 画面上の[ ]がコピー元、[ ]がコピー先になります。

    • コピー元の画像がドラッグした位置に貼り付けられます。

    • [スタンプの種類]は、[ブラシ](境界線がブラシ状にぼかされて処理されます)と[鉛筆](境界線がはっきりと処理されます)から選ぶことができます。

  4. [OK]ボタンを押してメイン画面に戻る

    • 修正した画像には、[ マークが表示されます。