キヤノン製ハイエンドプリンターでRAW画像を印刷する
キヤノン製ハイエンドインクジェットプリンターとの連携印刷
印刷用ソフトウェアのEasy-PhotoPrint Pro、Print Studio Proに対応したキヤノン製ハイエンドインクジェットプリンターをお持ちの方は、DPPとの連携による下記の特徴を備えた印刷を簡単な操作で行うことができます。
- RAW画像の簡単印刷
- 忠実な色味による印刷
- Adobe RGBなどの広域色空間とキヤノン製ハイエンドインクジェットプリンターの広域色再現領域を活用した高画質印刷
DPPとEasy-PhotoPrint Proの連携印刷
DPPとEasy-PhotoPrint Proの連携印刷を行うには、事前にバージョン1.3以降のEasy-PhotoPrint Proをパソコンにインストールしてください。
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メニューの[ファイル] → [プラグイン印刷] → [Easy-PhotoPrint Proで印刷]を選ぶ
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Easy-PhotoPrint Proが立ち上がります。
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画面に表示される画像と印刷結果の色味をあわせる
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[印刷品質]で[ユーザー設定]を選び、[設定]ボタンを押すと表示される画面で、スライダーを右端の[1]まで移動し、[OK]ボタンを押して画面を閉じます。次に、[色調整]ボタンを押して[色調整]画面を表示し、[カラーマネージメント]タブを表示します。[カラーモード]を[ICCプロファイルを使う]、[プリンタプロファイル]を[自動]に設定し、[OK]ボタンを押して[色調整]画面を閉じます。
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その他、印刷に必要な設定をして印刷する
- 1度に印刷できるのは1000枚の画像まで
- 1度に印刷できるのは、DPPで選んだ1000枚までの画像です。 1000枚の画像を越えるときは、複数回に分けて印刷操作を行ってください。
- DPPで設定しても印刷には反映されない機能
- 設定したCMYK シミュレーションは適用されません。
- 印刷した写真が好みの色味にならない
- Easy-PhotoPrint Proの画面で、[色調整]ボタンを押して[カラーマネージメント]タブを開き、[マッチング方法]を[知覚的]に設定して、印刷をお試しください。
DPPとPrint Studio Proの連携印刷
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メニューの[ファイル] → [プラグイン印刷] → [Print Studio Proで印刷]を選ぶ
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Print Studio Proが立ち上がります。
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写真印刷に必要な設定をして印刷する
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詳細設定については、Print Studio Proの使用説明書をご確認ください。
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- 1度に印刷できるのは1000枚の画像まで
- 1度に印刷できるのは、DPPで選んだ1000枚までの画像です。 1000枚の画像を越えるときは、複数回に分けて印刷操作を行ってください。
- DPPで設定しても印刷には反映されない機能
- 設定したCMYK シミュレーションは適用されません。
キヤノン製大判プリンターでの印刷
imagePROGRAF Print Plug-In for Digital Photo Professionalに対応した、キヤノン製大判プリンターimagePROGRAFをお持ちの方は、DPPと連携した印刷を行うことができます。 なお、連携した印刷を行うには、事前にimagePROGRAF Print Plug-In for Digital Photo Professionalをパソコンにインストールしてください。
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メニューの[ファイル] → [プラグイン印刷] → 印刷するプリンターのPlug-Inを選ぶ
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Plug-Inが立ち上がります。
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写真印刷に必要な設定をして印刷する
- 1度に印刷できるのは1枚の画像
- 1 度に印刷できるのは、DPP で選んだ1枚の画像です。 複数枚の画像を印刷するときは、1枚ずつ印刷操作を行ってください。
- DPPで設定しても印刷には反映されない機能
- 設定した出力解像度、CMYK シミュレーションは適用されません。
- 忠実な色味による印刷
- 色空間を設定(作業用色空間を設定する、 カラーマネージメント)したときは、設定した色空間が自動的にDPPからPlug-Inに伝達されるため、忠実な色味で印刷することができます。
- 広域な色再現による印刷
- 色空間設定(作業用色空間を設定する、 カラーマネージメント)をAdobe RGBなどsRGBよりも広域な色空間に設定して印刷すると、imagePROGRAFの色再現領域が十分に活用されて、sRGBの色空間に設定された画像よりも色域が広くなり、特に緑色と青色が鮮やかに再現されるようになります。