Wwise 2017.1と、そのUnity Integrationには、いくつかの重要な新機能があります。エラーの一例を以下に示す:
[RequireComponent(typeof(AkGameObj))] が、AkEvent
に追加されました。
AkEnvironment
と、 AkEnvironmentPortal
は、必須コンポーネントとして Rigidbody
を指定せず、 Rigidbody
のメンバーは、もう修正されません。もし、 AkEnvironment
や AkEnvironmentPortalno
のゲームオブジェクトに Rigidbody
が添付されていなければ、あるいは AkGameObj
が"Environment aware"に設定されていて、ゲームオブジェクトに Rigidbody
が添付されていなければ、Editorに次の警告が表示されます: AkGameObj-AkEnvironment interactions require a Rigidbody component on the object or the environment.(AkGameObj-AkEnvironmentのやり取りには、オブジェクトまたは環境のRigidbodyコンポーネントが必要)
上記警告の全てのインスタンスを削除するには、WwiseのSettingsウィンドウで、Show Warning for Missing RigidBody
オプションのチェックを外します。
新しい"WwiseTypes"が追加され、Wwiseオブジェクトが表すEvent、ゲームパラメータ、Switches、Statesなどの微調整が可能になりました。新しいクラスはそれぞれのプロパティがあり、クリックするとWwiseピッカーが表示されるので、ゲームのオーディオシステムを素早くプロトタイプ化できるようになりました。
以下は簡単なユースケースの例です:
public class Footsteps : MonoBehaviour
{
[Header("Wwise Types")]
public AK.Wwise.Event FootStepEvent = null;
public AK.Wwise.RTPC SpeedRTPC = null;
public AK.Wwise.Switch UnderFootMaterialSwitch = null;
public AK.Wwise.Bank FootStepBank = null;
void InitializeSound() { FootStepBank.Load(); }
void FinalizeSound() { FootStepBank.Unload(); }
void PlayFootStepSound(float speed)
{
SpeedRTPC.SetValue(gameObject, speed);
UnderFootMaterialSwitch.SetValue(gameObject);
FootStepEvent.Post(gameObject);
}
}
AkSoundEngine
は、パーシャルクラスになりました。ユーザーがゲームオブジェクトの自動登録を拡張したり、この機能を完全に削除したりするための、フックが追加されました。これらの拡張は推奨されていますが、選択肢としてLauncherでインストールしないことも可能です。
Wwiseに追加された3Dバス機能を補完する形で、以下の修正が行われました。リスナー数の制限がなくなり、また、全てのゲームオブジェクトに関して、作成当初に設定されていた様々なリスナーが分かるように、デフォルトリスナーという概念が追加されました。AkGameObj
は、AkAudioListener
のリストを保持できるように修正されました。デフォルトで、 AkGameObj
は音をデフォルトのリスナーに対して出し、 AkAudioListener
はデフォルトのリスナーです。
Wwise Unity Integrationに対してThu Feb 1 09:40:26 2018に生成されました。
1.6.3