従来型NI-DAQ(レガシー)モジュールの構成

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従来型NI-DAQ(レガシー)モジュールの構成

リモートシステムのターゲットになっているLabVIEW Real-Timeモジュールからアクセスする前に、ナショナルインスツルメンツのPXI従来型NI-DAQ(レガシー)デバイスを構成する必要があります。データ集録モジュールを構成するには、以下の手順に従ってください。

  1. RTシリーズのPXIコントローラを構成します。詳細は、ネットワーク設定を構成するを参照してください。
  2. ターゲットにあるC:¥ni-rt¥system¥niconfig.daqファイルを削除します。このファイルには、従来型NI-DAQ(レガシー)構成情報がすべて含まれています。コントローラを再起動すると、システムによってこのファイルは再構築されます。ターゲットマシンでファイルにアクセスする詳細については、ユーザファイルを転送するを参照してください。
  3. コントローラを再起動します。
  4. DAQモジュールをテストします。SCXIを使用する場合、PXIシャーシの最後のスロット(PXI-1010ではスロット8、PXI-1011ではスロット4)にこのモジュールを取り付けます。デバイスをテストするには、デバイス番号が必要です。
    1. MAXからツール→従来型NI-DAQ(レガシー)構成→リモートDAQ構成を選択します。リモートシステムのためのIPアドレスを入力してOKをクリックします。
    2. リモートDAQ構成ウィンドウで、シャーシ中の従来型NI-DAQ(レガシー)デバイスのリストを展開します。DAQモジュールとそのデバイス番号が表示されます。
    3. DAQモジュールをテストするには、DAQモジュールをテストするためにRDAを使用するを参照してください。また、デバイスを使用するLabVIEW Real-TimeからVIをダウンロードして実行することもできます。EシリーズDAQデバイスでは、self-diagnostic VIをダウンロードして実行することができます。
  5. 従来型NI-DAQ(レガシー)およびSCXIを構成するには、リモートDAQ構成を参照してください。MAXでツール→従来型NI-DAQ(レガシー)構成→リモートDAQ構成を選択します。リモートシステムのためのIPアドレスを入力してOKをクリックします。
    1. リモートDAQ構成ウィンドウから、SCXIシャーシを選択して追加をクリックします。
    2. SCXIシャーシを選択して、次へをクリックします。
    3. シャーシを選択して、次へをクリックします。
    4. シャーシIDシャーシアドレスを入力します。シャーシIDとシャーシアドレスがPXI-1010シャーシのディップスイッチ設定と一致することを確認してください。PXI-1011シャーシにはディップスイッチはありません。
    5. Control SCXI with Internal Busボックスをチェックします。このエントリが淡色表示の場合には、RTエンジンのC:\ni-rt\systemに適切なpxisys.iniファイルがあることと、そのファイルを置き換えた後でコントローラを再起動したことを確認してください。またシャーシの最後のスロットにDAQモジュールがあることと、シャーシのSCXIセクションの電源がONになっていることを確認してください。終了をクリックします。
    6. 新しいniconfig.daqファイルが確実にロードされるようコントローラを再起動します。

      SCXIを使用する場合、システム構成についての詳細については、ni.com/supportConfiguring SCXI on RT Systems(英語)を参照してください。また、SCXIシステムを構成する方法については、ni.com/supportにあるSCXI Troubleshooting Resource(英語)も参照してください。
  6. SCXI RTシステムをテストするには
    1. 手順4に従い、RDAを通じてコントローラであるDAQデバイスを接続し、SCXIモジュールに仮想チャンネルを作成してください。
    2. データ設定にある仮想チャンネルを右クリックして、テストを選択します。