IPリセットディスク
IPリセットディスクは、PXIコントローラまたはリモートデスクトップPCのIPネットワーク設定を工場出荷時のデフォルト設定の0.0.0.0にリセットします。システムがパスワードで ロックされている場合に、このディスクを使用してパスワードを消去し、リモートシステムのロックを解除することができます。
メモ このディスクユーティリティは、Windows XP/2000コンピュータでのみ作成できます。Windows Vistaコンピュータでは、このユーティリティではなくデスクトップPCユーティリティUSBドライブを使用してください。 |
ホストPCまたはPXIシステムからIPリセットディスクを作成するには、以下の手順に従ってください。
IPリセットディスクを作成する
- ホストPCのドライブにフロッピーディスクを挿入します。フロッピーディスク上のデータは上書きされます。
- ホストPCのWindowsのスタートメニューから すべてのプログラム→National Instruments→Measurement & Automationを選択して、MAXを起動します。
- ツール→リモートシステム→RT ディスクユーティリティ→IPリセットディスクを作成を選択します。
- IPリセットディスクダイアログボックスが表示されます。はいをクリックして、起動ディスクを作成します。画面に表示された指示に従います。
- 使用するディスクユーティリティのバージョンを選択します。
- 起動ディスクの作成が終了したらフロッピーディスクを取り出し、ラベルに「LabVIEW RT IPリセットディスク 」 と記入します。
IPリセットディスクを使用する
フロッピードライブでRTターゲットを使用してIPリセットモードで起動するには、以下の手順に従ってください。
- RTターゲットのフロッピードライブにIPリセットディスクを挿入します。
- IP設定とパスワードをリセットするには、コントローラの電源投入またはリセットを行います。
- RTターゲットからディスクを取り出して、通常どおりに起動します。
LabVIEWを使用してRTターゲットに接続する前に、MAXを使用してIPアドレスを再構成する必要があります。