ネットワーク設定を構成する
ネットワークRTシリーズデバイスのネットワーク設定を構成するには、以下の手順に従ってください。
- MAXからツリー構図でリモートシステムを展開して、ご使用のリモートシステムを選択します。
- ネットワーク設定タブを選択します。初めてコントローラを開始した場合、ターゲットでネットワークアドレスを取得する方法によって、設定はネットワークアドレス、自動プライベートIPアドレス(169.254.x.x)、0.0.0.0のいずれかになります。
- 名前テキストボックスにホスト名を入力します。システムを簡単に識別できるような名前を選択します。
メモ ご使用のシステムにはすでに割り当てられた名前が付いていることがあります。この名前を維持することも、別の名前を入力することも可能です。
メモ リモートシステムに、スタティックIPアドレスまたは自動のいずれかを割り当てられます。スタティックIPアドレスを使用する場合には、別のコンピュータのホスト名を使用してリモートシステムと通信することはできません。この場合は、ホスト名は単なる呼び名となります。
自動的にIPアドレスを取得するようにシステムを構成した場合は、システム起動時にシステムがDHCPサーバからのIPアドレスを要求します。IPアドレスが指定されると、DHCPサーバは、システムから要求されるホスト名に基づいてホスト名も指定することができます。すべて正しく構成されると、DHCPサーバによってそのホスト名がDNS表に追加されます。これで、DNSを使用してホスト名でこのホストと通信できるようになります。このホスト名要求はDHCPプロトコルの一部であるため、DHCPに対してのみ機能します。
DHCPの仕様ではリモートシステムがサーバからホスト名を要求することが許可されていますが、DHCPサーバがこの要求を許可する必要はありません。DHCPサーバは、下記の動作を実行することができます。- 要求を許可する
- 全面的に要求を無視する
- ホスト名を変更する（要求されるホスト名であるmyhostをmyhost_dynip123に変更するなど）
DHCPサーバには、フィードバックメカニズムはありません。指定されたホスト名を見つける唯一の方法は、システムのIPアドレスでDNSを逆検索することです。（コマンドプロンプトから、nslookup <ip address>と入力します。）メモ FieldPoint用DHCPには、LabVIEW Real-Time 7.0以降のバージョンが必要です。FieldPoint用DNS名の割り当てには、LabVIEW Real-Time 7.1以降のバージョンが必要です。 - ネットワーク設定タブで、リモートシステムに指定するイーサネットパラメータを入力します。
スタティックIPアドレスの割り当て、またはシステムが自動的にIPアドレスの取得のいずれかが可能です。詳細は、IP構成を参照してください。スタティックIPアドレスの設定の詳細については、スタティックIPアドレスを指定するを参照してください。IPアドレスを自動的に取得する詳細については、IPアドレスを割り当てるを参照してください。
IPアドレスとサブネットマスクは必須パラメータです。ネットワークにゲートウェイサーバまたはDNSサーバがない場合、デフォルト構成の0.0.0.0をゲートウェイとDNSサーバに設定します。 - PXIシステムを実行していて、スタティックIPアドレスがない場合、IPアドレスを自動的に取得するには、ネットワーク設定タブのIP設定セクションのIPアドレスを自動的に取得を選択します。スタティックIPアドレスを使用するためにデバイスを構成する場合は、この手順を省略してください。
- ネットワーク設定タブの適用をクリックします。
- リモートシステムを再起動するように促すプロンプトが表示されたら、はいをクリックします。
- 必要な場合、ロックするおよびTCP/IP停止を構成します。