デスクトップPCセーフモードディスク

NI MAX Rm

デスクトップPCセーフモードディスク

デスクトップPCセーフモードディスクは、リモートデスクトップPC上の通常の起動プログラムをバイパスします。その代わりに、フロッピーディスクのプログラムを使用して、リモートデスクトップPCの構成のアップデートとソフトウェアのインストールに絶対不可欠なサービスのみを起動します。セーフモードは、破損したソフトウェアをバイパスするため、リモートデスクトップPCにあるソフトウェアが破損している場合に使用すると便利です。MAXを使用してソフトウェアを再インストールすることができます。

Note メモ  このディスクユーティリティは、Windows XP/2000コンピュータでのみ作成できます。Windows Vistaコンピュータでは、このユーティリティではなくデスクトップPCユーティリティUSBドライブを使用してください。

デスクトップPCセーフモードディスクを作成する

ホストPCまたはPXIシステムでセーフモードの起動ディスクを作成するには、以下の手順に従ってください。

  1. ホストPCのドライブにフロッピーディスクを挿入します。フロッピーディスク上のデータは上書きされます。
  2. ホストPCのWindowsのスタートメニューから すべてのプログラム→National Instruments→Measurement & Automationを選択して、MAXを起動します。
  3. ツール→リモートシステム→RT ディスクユーティリティ→デスクトップPCセーフモードディスクを作成を選択します。
  4. デスクトップPCセーフモードディスクダイアログボックスが表示されます。はいをクリックして、ディスクを作成します。画面に表示された指示に従います。
  5. 使用するディスクユーティリティのバージョンを選択します。
  6. 起動ディスクの作成が終了したらフロッピーディスクを取り出し、ラベルに「LabVIEW RT デスクトップPCセーフモードディスク」 と記入します。

リモートシステムとして使用するデスクトップPCのフロッピードライブに起動ディスクを挿入します。セーフモードでシステムを起動するために、リモートデスクトップPCをオンまたはリセットします。

デスクトップPCセーフモードディスクを使用する

システムにフロッピードライブがある場合にこのモードで起動するには、以下の手順に従ってください。

  1. システムのフロッピーディスクドライブにディスクを挿入します。
  2. コンピュータを再起動します。
  3. RTターゲットからディスクを取り出して、通常どおりに再起動します。

これで、MAXを使用してRTターゲットの再構成とソフトウェアの再インストールができるようになります。リモートデスクトップPCの構成についての詳細は、ご使用のリモートデスクトップPCのドキュメントを参照してください。