WEB2A, Step 2. ソースシステムで配布物をパッケージ

Visual LANSA

WEB2A, Step 2. ソースシステムで配布物をパッケージ


ステップ

必要な作業

方法

ビルド番号の割り当て

リリースする実行環境のビルド番号nnを割り当ててください。その番号は以下のステップでファイルの命名規則で使用します。

 

 

VLF.NETオブジェクトの組み込みオプション

フレームワークを.NET実行可能ファイルとしてコンパイルする場合は、選択したVLF.NET機能を含めて保管する必要があります。

配布パッケージに組み込むVLF.NETオブジェクトを作成を参照してください。

 

サーバー・オブジェクトの圧縮

圧縮ファイルを作成し、全ての標準サーバー・オブジェクトと自分のサーバー・オブジェクトを組み込みます。

·         イメージ

·         Javascripts

·         HTMLファイル

·         XMLファイル

·         CSSファイル

·         DLL

例えばBnn_Webserver.zip(nnはバージョン番号)のような、.zipファイルを作成して、LANSA for the Webのイメージフォルダプライベート作業フォルダ(通常イメージフォルダの下に存在)のファイルを組み込みます。

以下のファイルが組み込まれていることを確認してください。

VLF_FLA_<function>.js

VF_*.*

FP_*.*

UF*.*

さらにサーバー・オブジェクトを組み込んでください。

VLF.NETアプリケーションを配布している場合は、配布パッケージにVLF.NETのオブジェクトを追加を参照ください。

典型的なインストールでは、イメージフォルダの全てのファイル(プライベート作業ファイルを含む)を組み込むので、イメージフォルダの全てを単純に圧縮することができます。

しかし、同じディレクトリ名を使用していない場合には、ターゲットマシンの正しいディレクトリに配置することが重要であるため、二つの圧縮ファイルを作成してください。 - 1つはイメージフォルダのオブジェクト(プライベート作業フォルダのイメージを除く)を組み込み、もう1つはプライベート作業フォルダのファイルを組み込みます。

 

配布ツールの開始

Visual LANSAにログインして配布ツールを開始してください。

Visual LANSAを開始して配布したいアプリケーションを含むパーティションにログインしてください。

使用するユーザー・プロファイルが、配布オブジェクトに対する権限を持っているかどうか確認してください。

ツールメニューから、配布ツールコマンドを選択します。Visual LANSA配布ツールのメイン・ウィンドウが開きます。

 

配布ツールのアプリケーションとパッケージを作成

配布ツールでアプリケーションとパッケージを作成してください。

テンプレートを使用しないでください。

ツールバーのNewのボタンをクリックするか、アプリーションメニューの新規作成コマンドを選択してください。

アプリケーションの明細を入力

OKをクリックします。パッケージを作成するためのプロンプトが表示されます。パッケージの詳細を入力してOKをクリックします。

パッケージのコントロールパネルが表示されます。

 

配布オプションの設定

パッケージの配布オプションを自己解凍Zipに設定してください。

別の配布オプションを選択した場合は、このチェック・リストは機能しません。

オプションボタンをクリックすると配布オプションのウインドーが表示されます。

 

パッケージ設定の指定

Visual LANSAがインストールされたシステムに配布される場合は、実行オブジェクト同様にLANSAのコードも選ぶことができます。

·         開発環境へ配布

[パッケージの設定]ウィンドウを表示するためにツールバーの[パッケージの設定]ボタンをクリックします。

 

どのパラメータをプロンプトするか決定

パッケージがインストールされる時にセットアップ・パラメータをプロンプトしたい場合は、パラメータを選択してX_STARTのプロンプトあるいはセットアップ中のプロンプトのオプションをチェックしてください。

LANSAがインストールされたシステムに配布される場合は、一般的に、省略値の値を利用できます。

例えば、ターゲットのディレクトリをオプションにする場合は、パラメータをダブルクリックして表示されたウィンドでセットアップ中のプロンプトのチェックボックスを選択してください。

 

データベースを構成

ターゲットシステムにインストールされるデータベースの名前をデータソース名(DBII=)に指定するか、セットアップ中のプロンプトをチェックしてください。

データベースのユーザIDとパスワードが正しいかも確認してください。

インストールされているAdaptive Server Anywhereデータベースと、Adaptive Server Anywhereオプションチェックを選択しないでください。

 

 

LANSAプログラムの追加

アプリケーションの全てのLANSAプログラムを追加

Add forms starting with FP_*, UF_* and VF_*.

Add reusable parts starting with FP_*, UF_* and VF_*.

FP_R*、UB*、VF_*で始まるWebコンポーネントを全て追加してください。

FP*、UB*、VLF_LAYOUTで始まる、Webletを追加してください

(デモンストレーションのシステムを実行したい場合は、DM_*とDW*で始まる全てのフォームと再利用可能パーツ、およびプロセスDF_PROC、必要であれば*.htm、*.bmpや*iconファイルを組み込んでください)

プロセスVF_PR001、VF_PR002、VF_PR004、UF_SYSWB、UF_SYSBRと配下のファンクションを組み込んでください。

リポジトリオブジェクトの選択ボタンをクリックします。組み込みたいオブジェクトを右側のエリアにドラッグしてください。

次に右側の全てのオブジェクトを選択して、選択したコンポーネントの上の相互参照のアイコンを選択してください。新しいダイアログが開いて、クロスリファレンスの設定を選択することができます。

必要な全てのオブジェクトタイプが選択されていることを確認してください。

 

他のフレームワーク オブジェクトの追加

区画の実行ディレクトリ(例えば、C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\x_DEM\execute)でXMLファイルを探します。

以下のファイルをパッケージに追加します(フレームワークの定義ファイルを別の名前で保管している場合は、相当するXMLファイルを追加してください)。

·         vf_sy001_system.xml

·         vf_sy001_users.xml (使用している場合)

·         vf_sy001_servers.xml

·         vf_sy001_tables.xml

省略値の仮想クリップボードの内容を配布したい場合は、VF_Framework_Virtual_Clipboard_Default.dat、あるいはVF_User_Virtual_Clipboard_Default.datの一方か両方を選択してください。

他オブジェクト・オプション・タブを表示します。

LANSA以外のオブジェクトをダブルクリックしてオブジェクトを閲覧します。現在使用しているLANSAシステムを閲覧していることを確認してくだい。

配布ツールは、デフォルトでは現在使用しているシステムや区画に設定されないため、手動で選択する必要があります。

オブジェクトを選択し、OKを押してください。

オブジェクトがインストールされるパスを設定してください。

·         DFTPATHinstallation Path Id(例えば、*PART_DIR_EXECUTE)を使用してください。

 

自分のオブジェクトの組み込み

アプリケーションの中の自分のオブジェクト(フィルター、コマンドハンドラー他)、多国語変数、システム変数、メッセージファイル、ファイル、プロセス、ファンクション、イメージなどを追加してください。

ツールバーのリポジトリオブジェクトの選択ボタンをクリックします。

全てのLANSA以外のオブジェクトが、ターゲットマシンの正しいインストールパスに設定されていることを確認してください。

 

ウェブ・サーバーのオブジェクトの組み込み

Bnn_Webserver.zipファイルか、イメージファイルとプライベートフォルダに以前に保管するために作成したファイルを追加してください。

ターゲットシステムにパッケージをインストールする際に、圧縮ファイルはターゲットLANSAシステムの実行区画のフォルダに置かれることに注意してください。

他オブジェクト・オプション・タブを表示します。

LANSA以外のオブジェクトをダブルクリックしてオブジェクトを閲覧します。

 

アイコンの追加

ターゲットマシンに、パッケージがインストールされる時に作成するショートカットに使用されるアイコンを追加してください。

パッケージ制御パネルのツールバーのアプリケーションアイコンボタンをクリックしてください。アイコンを選択してください。

 

デスクトップの設定

デスクトップの設定を必要に応じて選択してください。

例えば、以下のオプションが上げられます。

·         アプリケーション フォルダの作成

·         通信アドミニストレーションのショートカットの作成

·         ライセンスの保守のショートカット作成

·         ODBC アドミニストレーションのショートカットの作成

 

パッケージの保管

定義を保存してください。

 

 

パッケージの作成

クリックしてパッケージを作成してください。

アプリケーション・パッケージはX_PKGSに作成されます(例えば、C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_PKGS)。

オプションメニューでパッケージのチェックオプションを選択します。エラーが見つからなかったというメッセージでなければなりません。

生成ボタンをクリックします。パッケージのコンパイルが完了するまで待ちます。

使用中のパーティションで、全てのRDMLXが利用可能になっていないと、いくつかのdllのコピーが失敗したというメッセージが表示されることに注意してください。メッセージを無視してください。