WIN2, Step 2. ソースシステムで配布物をパッケージ

Visual LANSA

WIN2, Step 2. ソースシステムで配布物をパッケージ


アプリケーション配布の準備ができたら、次のステップに従ってください。

ステップ

必要な作業

方法

配布ツールの開始

Visual LANSAにログインして配布ツールを開始してください。

Visual LANSAを開始して配布したいアプリケーションを含むパーティションにログインしてください。

使用するユーザー・プロファイルが、配布オブジェクトに対する権限を持っているかどうか確認してください。

ツールメニューから、配布ツールコマンドを選択します。Visual LANSA配布ツールのメイン・ウィンドウが開きます。

 

配布ツールのアプリケーションとパッケージを作成

配布ツールでアプリケーションとパッケージを作成してください。

テンプレートを使用しないでください。

ツールバーのNewのボタンをクリックするか、アプリーションメニューの新規作成コマンドを選択してください。

アプリケーションの明細を入力

OKをクリックします。パッケージを作成するためのプロンプトが表示されます。パッケージの詳細を入力してOKをクリックします。

パッケージのコントロールパネルが表示されます。

 

配布オプションの設定

パッケージの配布オプションを自己解凍Zipに設定してください。

別の配布オプションを選択した場合は、このチェック・リストは機能しません。

オプションボタンをクリックすると配布オプションのウインドーが表示されます。

 

パッケージ設定の指定

·         データベースがないクライアントへ配布

·         システム/区画定義の配布

·         オブジェクト定義を含めない

·         LANSA実行環境の配布

·         Visual LANSA サポートの配布

·         LANSA コミュニケーション機能の配布

·         EPC の配布

パッケージの設定ウィンドを表示するためにツールバーのパッケージの設定ボタンをクリックします。

 

リモートデータベースを利用するためにアプリケーションを構成

リモート・データベースにアクセスする配布のため、アプリケーションが特定のデータベースを使用しないように構成する必要があります。データベースセクションで、データベースオプションをNoに設定して、DBMSタイプ(DBUT=)をデータベースなしを指定します。

DBMSタイプ(DBUT=)パラメータをダブルクリックしてください。

 

接続の振る舞いを定義

コミュニケーションとスーパーサーバーセクションの省略値をそのままにします。

 

 

スタートアップフォームの指定

アプリケーションを開始する名前を入力

UF_EXECが標準の開始フォームです。ほとんどの場合、開始するフォームを作成しているのでその名前を指定します。

正しいフレームワーク定義ファイルの開始フォームを指定する必要がある点に注意してください。詳細については、『フレームワークガイド』の「フレームワーク・バージョンの配布」を参照ください。

実行の必須パラメータのエリアでパラメーター、実行するフォーム (FORM=)をダブルクリックします。

 

どのパラメータをプロンプトするか決定

パッケージがインストールされる時にセットアップ・パラメータをプロンプトしたい場合は、パラメータを選択してX_STARTのプロンプトあるいはセットアップ中のプロンプトのオプションをチェックしてください。

例えば、ターゲットのディレクトリをオプションにする場合は、パラメータをダブルクリックして表示されたウィンドでセットアップ中のプロンプトのチェックボックスを選択してください。

 

LANSAプログラムの追加

アプリケーションの全てのLANSAプログラムを追加

Add forms starting with FP_*, UF_* and VF_*.

Add reusable parts starting with FP_*, UF_* and VF_*.

(デモンストレーションのシステムを実行したい場合は、DF_*で始まる全てのフォームと再利用可能パーツおよびプロセスDF_PROC、および必要な *.htm、*.bmp、*icon ファイルを組み込んでください)

プロセスVF_PR001とUF_SYSBRをファンクションと共に組み込んでください。

リポジトリオブジェクトの選択ボタンをクリックします。組み込みたいオブジェクトを右側のエリアにドラッグしてください。

次に右側の全てのオブジェクトを選択して、選択したコンポーネントの上の相互参照のアイコンを選択してください。新しいダイアログが開いて、クロスリファレンスの設定を選択することができます。

必要な全てのオブジェクトタイプが選択されていることを確認してください。

 

他のフレームワーク オブジェクトの追加

区画の実行ディレクトリ(例えば、C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\x_DEM\execute)でXMLファイルを探します。

以下のファイルをパッケージに追加します(フレームワークの定義ファイルを別の名前で保管している場合は、相当するXMLファイルを追加してください)。

·         vf_sy001_system.xml

·         vf_sy001_users.xml (使用している場合)

·         vf_sy001_servers.xml

·         vf_sy001_tables.xml

RAMP-TSアプリケーションを配布している場合は、VF_SY001_nodes.xmlファイル、それに対応するVF_SY001_nodes*.jsファイルおよび<framework_name>_eng.jsファイルを追加します。

U_bif987.dllとu_bif985.dllをX_LANSA Executeディレクトリから追加してください。

省略値の仮想クリップボードの内容を配布したい場合は、VF_Framework_Virtual_Clipboard_Default.dat、あるいはVF_User_Virtual_Clipboard_Default.datの一方か両方を選択してください。

他オプション・タブを表示します。

LANSA以外のオブジェクトをダブルクリックしてオブジェクトを閲覧します。現在使用しているLANSAシステムを閲覧していることを確認してくだい。

配布ツールは、デフォルトでは現在使用しているシステムや区画に設定されないため、手動で選択する必要があります。

オブジェクトを選択し、OKを押してください。

オブジェクトがインストールされるパスを設定してください。

·         U_bif987.dllとu_bif985.dllにはインストール・パスIDSYSPATHを使用してください。他のオブジェクト場合は:

·         DFTPATHinstallation Path Id(例えば、*PART_DIR_EXECUTE)を使用してください。

 

クライアント側のオブジェクトの組み込み

アプリケーションの中のクライアント側の自分のオブジェクト(フィルター、コマンドハンドラー、開始フォーム他)、多国語変数、システム変数、メッセージファイル、ファイル、プロセス、ファンクション、イメージなどを追加してください。

ツールバーのリポジトリオブジェクトの選択ボタンをクリックします。

全てのLANSA以外のオブジェクトが、ターゲットマシンの正しいインストールパスに設定されていることを確認してください。

 

アイコンの追加

ターゲットマシンに、パッケージがインストールされる時に作成するショートカットに使用されるアイコンを追加してください。

パッケージ制御パネルのツールバーのアプリケーションアイコンボタンをクリックしてください。アイコンを選択してください。

 

デスクトップの設定

デスクトップの設定を必要に応じて選択してください。

例えば、以下のオプションが上げられます。

·         アプリケーション フォルダの作成

·         コミュニケーション管理機能のショートカットの作成

·         ライセンスの保守のショートカット作成

·         ODBC アドミニストレーションのショートカットの作成

 

RAMP-NLオブジェクトの組込み

IBM i サーバーに接続するRAMP-NLクライアントを配布する場合は、RAMPオブジェクトをパッケージに加える必要があります。

チェックリスト/計画シート => WIN-RAMP-NLに従ってください。

 

パッケージの保管

定義を保存してください。

 

 

アプリケーションにホストルートを組み込む

パッケージにホストルートとしてサーバー定義(lroute.datファイル)を組み込んでください。

Visual LANSA配布ツールメインウィンドから、アプリケーションを選択してコミュニケーション管理のツールバーボタンをクリックしてください。

LANSAコミュニケーション管理機能が表示されます。ステップ1で定義したサーバのエントリーがあることを確認してください。

LANSAコミュニケーション管理機能を閉じてください。アプリケーションが選択されていることを確認してから、アプリケーションメニューをクリックして、パッケージコミュニケーション管理オプションを選択してください。

 

パッケージの作成

クリックしてパッケージを作成してください。

アプリケーション・パッケージはX_PKGSに作成されます(例えば、C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_PKGS)。

オプションメニューでパッケージのチェックオプションを選択します。エラーが見つからなかったというメッセージでなければなりません。

生成ボタンをクリックします。パッケージのコンパイルが完了するまで待ちます。

使用中のパーティションで、全てのRDMLXが利用可能になっていないと、いくつかのdllのコピーが失敗したというメッセージが表示されることに注意してください。メッセージを無視してください。