WEB-RAMP-TS, Step 3. 配布ターゲットでRAMP-TS画面定義をインストール

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WEB-RAMP-TS, Step 3. 配布ターゲットでRAMP-TS画面定義をインストール


ステップ

必要な作業

方法

ターゲット・コンピュータへのAxes-TSのインストール

Axes-TSをターゲットのIBM i サーバーにインストールする必要があります。

「IBM iサーバー上でのRAMP-TS / aXes-TSのインストールと構成」を参照してください。

 

アプリケーション・フォルダーの作成

ターゲット・システムで、ibm i CRTDIRコマンドを使用して、\axes\ts\screensフォルダーのサブフォルダーとしてアプリケーション・フォルダーを作成します。

このフォルダーの名前には英数字のみが使用でき、ブランクは使用できません。

例えばフォルダーMyApplication1を\axes\ts\screens\フォルダーに作成する場合は、以下のようになります。

CRTDIR DIR('axes\ts\screens\myapplication1')

 

権限の設定

IBM i WRKLNKコマンドを使用して、フォルダーMyApplication1にユーザー*PUBLICの*R権限のみが含まれ、それ以外の権限は含まれないようにします。

WRKLNK OBJ('axes\ts\screens\ MyApplication1')を使用し、次にオプション9=Work with authorityを使用してフォルダーMyApplication1に対する権限を表示または変更します。

 

テーブルのロード

SQLコマンドを使用してスタティックまたはダイナミック・テーブルをアプリケーションにロードすることができます。

aXesサーバーを実行しているユーザーに、必要なSQL/データベース・テーブルに対するREAD権限が付与されていることを確認します。

コマンドは、aXesサーバーを実行しているユーザー・プロファイル下で実行されます。

そのためには、必要なSQLテーブルに対する読み取りアクセス権をユーザー・プロファイルに承認する必要があります。このユーザーには、システム上のその他のデータベースに対する権限は必要ありません。

 

aXes定義を格納しているセーブ・ファイルのターゲット・システムへの配布

ターゲット・システムで、IBM i RSTコマンドを使用してaXesファイルをターゲット・システムのアプリケーション・フォルダーに復元します。

警告:復元したscreens.jsnファイルには、全てのRAMP-TS画面定義が含まれています。

ターゲット・システム上の任意のユーザーが開発者または設計者としてAxesを起動し、画面を識別して定義を保存しようとすると、screens.jsnファイルが発行されます。これにより、全ての画面定義がこのファイルから効率よく削除されます。ただし、開発者または設計者が新たに定義した画面は除きます。このような場合は、screens.jsnファイルを再度復元する必要があります。

このシステムの全てのアプリケーションで使用されるaXes eXtensionは、個人のアプリケーション・フォルダーではなく、ターゲット・システムのaxes/ts/screensフォルダーにあります。

同一のaXes eXtensionがscreensフォルダーとアプリケーション・フォルダーに存在する場合は、アプリケーション・フォルダー内のeXtensionが優先されますが、確実ではないため、どちらのバージョンが使用されているのか確認する必要があります。

セーブ・ファイルを復元するには、次のようなコマンドを使用します。

RST DEV('/qsys.lib/v11vlflib.lib/ramptsf.file') OBJ(('/Axes/ts/screens/MyFolder' *INCLUDE '/axes/ts/screens/myapplication1'))

DEVパラメータはセーブ・ファイルの名前とパスを指定します。

OBJパラメータは、以下を指定します。

·         最初に、ファイルの保存元のフォルダーを指定します。

·         *INCLUDEでオブジェクト名のパターンに一致するオブジェクトを指定します。

·         最後に、ファイルの復元先となるターゲット・システム上のフォルダーを指定します。

 

IE設定の確認

RAMP-TSが使用されている全てのPCのIEの設定を確認します。

『RAMP-TSガイド』の「Internet Explorerのセキュリティ設定の確認」を参照してください。