WEB1, Step 2. ソースシステムで配布物をパッケージ
このステップを完了することにより、IBM i から配布する全てを含むBnn_ALLという名前の1つの複合セーブファイルを得ることができます。
ステップ |
必要な作業 |
方法 |
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ビルド番号の割り当て |
リリースする実行環境のビルド番号nnを割り当ててください。その番号は以下のステップでファイルの命名規則で使用します。 |
VLF.NETオブジェクトの組み込みオプション |
フレームワークを.NET実行可能ファイルとしてコンパイルする場合は、選択したVLF.NET機能を含めて保管する必要があります。 |
配布パッケージに組み込むVLF.NETオブジェクトを作成を参照してください。 |
LANSAサーバー・オブジェクト(IFSのオブジェクトなど)を組み込む |
サーバー・オブジェクトを保管するためにセーブ・ファイルを作成 下記の標準LANSAサーバー・オブジェクトを組み込んでください。 · イメージ · Javascripts · HTMLファイル · XMLファイル · CSSファイル |
CRTSAVFコマンドでIBM i のセーブファイルBnn_IFS(nnはバージョン番号)を作成します。 IBM i IFSのリストされた全てのオブジェクトを、SAVコマンドでこのセーブファイルに保管してください。このセーブファイルはLANSAとLANSA以外のオブジェクトを含みます。一般的なインストールでは、イメージフォルダの全てのファイルを組み込みます。 SAVとRSTコマンドに関する参考を参照ください。 以下のファイルが組み込まれていることを確認してください。 VLF_FLA_<function>.js VF_*.* FP_*.* UF*.* さらにサーバー・オブジェクトを組み込んでください。 RAMPを使用している場合は、パッケージのオブジェクトを含めてください。「配布用にRAMP-TS画面定義を準備」または 「配布パッケージにRAMP-NLのオブジェクトを追加」を参照してください。 VLF.NETアプリケーションを配布している場合は、「配布パッケージにVLF.NETのオブジェクトを追加」を参照してください。 |
LANSA以外のオブジェクトの組み込み |
アプリケーションがLANSA以外のオブジェクトを必要とする場合は、それらを含むセーブファイルを作成してください。LANSA以外のオブジェクトは: · RPGプログラム · DDSファイル · COBOLプログラム · DB2ファイル · データ・エリア · データ・キュー |
IBM i のLANSA以外のオブジェクトを含むBnn_OM1、Bnn_OM2、他のIBM i セーブファイルを必要に応じて作成してください。 全てのLANSA以外のオブジェクトをセーブファイルBnn_OM1、2、3、...nにSAVOBJコマンドで保管してください。 |
IBM i のエクスポート・リストを作成 |
Bnn_ALLという名前のLANSAエクスポート・リストを作成してください。 |
システム保守メニューでエクスポート・リストの処理オプションを使ってエクスポート・リストを作成してください。 |
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エクスポートリストにLANSAオブジェクトを登録 |
フィルタ、コマンドハンドラ、その他のLANSAオブジェクトを登録してください。 |
エクスポート・リストの処理メニューのオプションを使用して、アプリケーションで使用する全てのオブジェクトがエクスポート・リストに登録されていることを確認してください。 |
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エクスポート・リストへのセーブファイルの組み込み |
エクスポート・リストに作成した保管ファイルを追加してください。 |
オプション外部オブジェクト(LANSA以外)のリスト登録を使用します。 ファイルの検索にはF20を使用します。 |
全ての標準フレームワーク・オブジェクトをエクスポート・リストに登録 |
エクスポート・リストにオブジェクトを追加する時に、F8を使用して総称選択をしてください。 |
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フィールド: |
FP_E* FP_R* UB* UF_* VF_* |
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ファイル (ファイルの中に含まれるデータを含む): |
FPTAB VFPPF06 VFPPF07 |
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プロセス/ファンクション: |
UF_* VF* |
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その他/LANSA以外:(タイプ*SRVPGM) |
U_BIF985 |
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ウェブHTMLコンポーネント: |
FP_R* UB_* VF_* |
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ウェブレット: |
FP* UB* VLF_LAYOUT |
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Visual LANSAコンポーネント: |
FP_* VF_AW* VF_LW* VF_SW* |
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エクスポート・リストを見直し、オブジェクトが(必要に応じて)コンパイルされエクスポートされるかを確認してください。 |
プロセス、ファンクション、VLコンポーネントなどのコンパイル形式にYを指定してください。 リストを保管(F19)してください。 |
リストをエクスポート |
CRTSAVFコマンドを使用して、エクスポート・リスト用にセーブファイルBnn_ALLを作成してください。 エクスポート・リストをセーブファイルに、エクスポート・リストの処理メニューのオプション7(=エクスポート)でエクスポートしてください。 |