IBM i ファイルをPCに、あるいはPCから移動
XFLRTOSAVFとXSAVFTOFLRコマンドは、IBM i のセーブファイルをPCへ(あるいは逆向きに)移動するのに便利です。例えば、配布サイクルは次のようになります。
ステップ |
必要な作業 |
方法 |
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配布したいセーブファイルをIFSのPCファイルに変換 |
XSAVFTOFLRコマンドを使って、IFS上のBnn_ALL.SAVをBnn_ALLセーブファイルから作成します。 QDLS(CRTDIRコマンドを使って)ディレクトリにサブディレクトリを作成する必要があります。 |
XSAVFTOFLR PCFILE(Bnn_ALL.SAV) FOLDER(MYFOLDER) SAVEFILE(Bnn_ALL) LIBRARY(MYLIB) |
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PCのフォルダにファイルをコピーして圧縮 |
Bnn_ALL.SAVをPCフォルダにコピーしてBnn_ALL.ZIPを作成します。 |
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ターゲットシステムに移動 |
Bnn_ALL.ZIPを移動。 - コピー、e-mail、webサイトからのダウンロード、CD、他 |
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解凍 |
ターゲットで、Bnn_ALL.SAVを得るためにBnn_ALL.ZIPを解凍します。 |
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IFSへコピー |
ターゲットシステムのQDLSディレクトリのサブディレクトリとしてフォルダを作成し、Bnn_ALL.SAVをコピーします。 |
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セーブファイルを変換 |
XFLRTOSAVFを使用して、Bnn_ALL.SAVをIBM i のBnn_ALLという名前のセーブファイルに変換します。 ファイルが、インポート準備完了になります。 |
XFLRTOSAVF PCFILE(Bnn_ALL.SAV) FOLDER(MYFOLDER) SAVEFILE(Bnn_ALL) LIBRARY(MYLIB) |