ポップアップ・パネル(Prim_PPNL)

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ポップアップ・パネル(Prim_PPNL)


ポップアップ・パネルはユーザー定義のコントロールのコンセプトを効果的に拡張したものです。あらかじめ定義されているタイプのヒントやポップアップメニュー、ドラッグイメージではなく、ポップアップ・パネルは代わりに完全にプログラミング可能な再利用可能パーツを表示するのに使用することができます。

全てのコントロールには Popup プロパティと HintPopup プロパティがあります。コントロールにポップアップをつけることで、右クリックすると、ポップアップが表示されます。同様に、ヒントのポップアップをつけると、ヒントが必要な際にポップアップが表示されます。

ポップアップ・メニューと同様に、ヒントが表示される直前に Prepare イベントが起動されます。それによりユーザーは必要に応じてポップアップのコンテンツを構成することができるようになります。

上の画像では、ポップアップ・パネルはアクティブな項目の追加情報を表示するのに使用されています。同様に下の画像では、右クリック時に、通常のコンテキストメニューだけでなく、内容の分かるツールバーも表示されています。


ヒントやポップアップ・メニューと違って、ポップアップは完全に機能する再利用可能パーツであり、ゆえにキーボード入力に対してフォーカスを取得したりアクションを起こしたりすることができます。これにより、Microsoft Office で見られるようなコンテキスト処理が行えるようになります。

下のコードはヒントとコンテキストのポップアップがついたタイルを表しています。

Define_Com Class(#prim_Tile<#MyTileDesign>) Name(#Tile) Hintpopup(#HintPopup) Parent(#COM_OWNER) Popup(#ContextPopup)

Define_Com Class(#prim_ppnl) Name(#HintPopup) Content(#HintPopupContent)

Define_Com Class(#PopupPanelEmployeeDetails) Name(#HintPopupContent)

Define_Com Class(#prim_ppnl) Name(#ContextPopup) Content(#ContextPopupContent)

Define_Com Class(#PopupPanelContextPopup) Name(#ContextPopupContent)